トルコで火を扱うアーティストから絵画の「魅せ方」を学ぶ

機動隊とデモ隊の衝突を無視するかのようにイスタンブルの夜の街を楽しむ観光客。

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ニュースでは大きく取り扱っているが、現実では街はにぎわい屋台やレストランも観光客で繁盛している。

 

「デモなんか関係ない!」

 

と言った祭りのような楽しい雰囲気が流れていた。

 

 

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さらに街の奥へと進んで行くとそこには大きな丸い広場があり、何やら人だかりができている。

 

興味を持った僕はその丸い広場の中心へ向かって歩いていく。

 

 

するとそこには火を扱う一人の男が輪になった観客の中心にいた。

turkey_Performer

 

 

 

観客はそのパファーマンスの始まりを静かに見つめる。

 

これが人を「魅せる」アーティストと言うやつだ。

 

 

 

僕はこのパフォーマーを見た時に2つの考えが浮かんだ。

 

 

人を魅せるライブペイントをする僕だけの方法。

そしてお客さんを効率よく集める方法を・・・

 

 

しかし、この話をしてしまうと長くなってしまい中途半端に伝わると何かと僕もいい気がしないので、この話はZiNARTメールマガジンの中だけで語っている。

 

 

 

僕は彼をファイヤーマンと呼ぶ事にした。

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ファイヤーマンは他人にはできないパフォーマンスで、時には観客の歓声や外国人のテンションが上がる時に放出する「ヒューイ!!」と鳴る口笛など、客を魅了しながら脚光を浴び続けていた。

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最後まで無駄のないパフォーマンス。

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彼のパフォーマンスが終わるとお客は拍手喝采で彼のパフォーマンスを讃えた。

 

彼の帽子の中に次々とパフォーマンスと見合った収入が入っていく。

 

 

 

彼はこのパフォーマンスだけで食べていける程の実力を持っている。

 

ほんの30分で大金を稼いでしまったからである。

 

 

 

なんて楽しい稼ぎ方なんだろう。

 

 

 

僕もライブペイントで収入を得る事を何度もしてきたが、これはまた違うスタイルの収入の得方。

 

自分が好きな事をして生きていく。

 

まさに僕と同じ考えを持つファイアーマンであった。

 

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