夜のイスタンブルの街を探検する事にした。
観光客でいっぱいで活気のあるイスタンブルの街には沢山の屋台が出店しており、この中に僕がかなりハマって何度も行ってしまったお店がある。
それは牡蠣にレモンの知るをかけて食べるお店。
僕は海くさい牡蠣はあまり好きではなかったのだが、ここイスタンブルの街ではどこでも牡蠣が売っており、臭みもなくレモン汁との相性抜群の新鮮な牡蠣を食べる事ができる。
50円ほどで2つ食べる事ができるので食べ歩きには最高のつまみだ。
この味の虜になってしまった僕は500円ほど使ってしまった。
イスタンブルへ行った時は是非この牡蠣を食べて欲しい。
食べ歩きをしているとかなりの数の警察がイスタンブルの観光地を埋め尽くしていた。
トルコのイスタンブルではデモ隊と交戦するために警察が臨戦態勢をとっていたのだ。
この時イスタンブルの緑地再開発計画が持ち上がっており、これに反対する市民がデモを起こし警察と反発しあっていた。
数千人のデモ隊に対抗するため機動隊を動かし、催眠ガスや放水砲を使ってデモ隊の身柄を拘束するなど死者も大勢でるほど大きく拡大してしまったのだった。
しかし観光客はそれほど気にする事なく買い物を楽しんでいた。
僕もこれだけの人がいるのだから大丈夫だろうと安心して買い物と食べ歩きを楽しんでいた。
すると突然、路地裏の方から「パンパン!」と大きな響く音がした。
すぐに大勢の機動隊がその音のする方へ走りだしデモ隊に対抗していた。
銃声ではなく花火のようだ。
観光客は動じる事なく観光を楽しんでいる。
僕も全く気にする事なく歩きだした。
ニュースでは一部で起きた残酷な事件を報道するため危険地帯と言うイメージがどうしてもついてしまい、行くのを辞めようと考える人も多くなるようだが、実際にそこに行ってみると大抵この程度である。
観光するのにも何の影響もなかった。
僕はニュースの一部分だけを報道するやり方はあまり好きではない。
本当の現状を知るには第三者から聞くよりも自分の目でみるようにした方が良いし、悪い情報に足をとられる事もない。
行動力が欲しいならこのような情報に流されない事が大切だ。