ポルトガルでは驚くほど親切な人が多かった

やっと本物のモンサントへ向かう事ができる。

 

そう思うと同時に目覚めた早朝5時。

 

宿をチェックアウトして

巨石でできた村モンサントへ向かう事にした。

 

昨日はモンサント間違いでかなりの田舎町にきてしまったがレストランを経営している夫婦と仲良くなり、朝車で駅まで連れていってくれるという。

 

昨日はワインも食事もごちそうになったのに・・・

 

ポルトガルは親切な人が多いように感じるし、平和な環境が僕に合っていた。

 

 

夫婦の運転する車で近くの駅まで送ってもらい、次は電車で巨石の村モンサントに一番近い町カステロ・ブランコへ向かう。

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電車が空いていてよかった。

絵の具、キャンパス、筆、紙を運びながらの旅は予想以上に大変だった。

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田舎町から離れていく電車の中で朝日を見ながらカステロ・ブランコについてからの事を考えていた。

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町の情報も町の情報も何も調べていないのでどう動けばいいのか?

 

朝の11時にとりあえず人に聞けばどうにかなると思い、タクシーのおじさんにモンサントへの行き方を聞くと今はモンサントへ行くバスがないからタクシーで行くしかないと言う。

 

しかしタクシーで行くのはかなり高くなってしまうし、今から巨石の村に行っても空いている宿がないので引き返してこなければならない。

 

宿はとりあえずカステロ・ブランコで探す事にして、その辺を通る地元の人に聞く事にした。

 

しかしポルトガル語がわからない。

 

ポルトガルで英語を話せる人にはあまり出会わなので、宿はどこだと聞いてもその説明の意味がわからない。

 

親切に説明してくれているのに申し訳なくなった。

 

その様子を見ていた一人の男性が近づいてきて英語で話かけてきてくれた。

 

彼はピーターという名で仕事場が観光情報センターの近くだと言うので車で連れて行ってくれるようだ。

 

車に荷物をのせて観光情報センターでモンサントへ一番安くで行ける方法を聞いたが

やはり6月の観光シーズンとも重なったのかバスはあるが巨石の村に泊まる宿がないと言う。

 

しかたなく今日は、とりあえずカステロ・ブランコで宿を見つける事にした。

 

ピーターにその事を伝えると宿を一緒に探してくれると言い、携帯で調べてものの15分で安くて奇麗な宿を探してくれた。

 

そして仕事がもうすぐ終わるから、その後観光に連れていってくれると言ってピーターは宿を去っていった。

 

宿のキッチンで昼ご飯を食べながらビールを飲んで、この町の事をiPadで調べたりしながらゆったり時間をすごしていた。

 

午後1時なりピーターが車で迎えにきてくれてカステロ・ブランコの観光へ出発した。

 

ショッピングモールで昼食をごちそうしてくれたり、これから始まる世界一周の旅の中で寒い場所にも行く事があるのでマフラーをプレゼントしてくれた。

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町の山の上にある城や有名な庭園を巡ったりと、この日も運良く優しい人と出会う事ができたので大満足いく日となった。

 

 

ピーターが明日モンサントへはどうやって行くのか聞いてきたのでタクシーで行くと答えた。

 

すると彼はタクシーは高いから明日連れていってくれると言う。

 

 

どこまで親切な人なのか・・・

 

 

この時もし外国人が日本で困っていたら親切にしようと思った。

 

この日はピーターと明日会う約束をして宿に戻って明日の準備に備えた。

 

モンサントまでの道のりが長かったが、明日はやっと巨石の村モンサントへ行く事ができる。

 

 

まるでRPGのような世界・・・

 

 

今まで見た事のない絵を描くには、今までに見た事ない風景を頭の中へインパクトとして残すことで新しい作品が生まれる。

 

僕の場合は今まで、こうやって頭の中の世界と現実世界をつなげてキャンパスに描きうつしてきた。

 

今回も巨石の村を見る事によって新しいインスピレーションを感じ取る事ができると思う。

 

 

そんな事を考えながらベットで横になり眠りについた。