絵を描く情熱を失わないために知っておくべき事

「絵を描くことが嫌になった」

 

「絵えの情熱が消え失せた」

 

絵の仕事がしたかったのに、こんな悩みを抱えいる人と出会った事はないだろうか?

ずっと夢を追って絵を描いていたのに突然絵を描くことをやめてしまう。

 

この状況になる時、必ず何か理由があるのだ。

 

理由がわかれば、その対策をとることができるため、また絵を描く仕事をするという夢を追うことができるかもしれない。

 

僕は、この日本に絵の仕事をする夢を叶えたアーティストが増える事を願っている。

 

そこで僕が今まで出会った人の中で、そんな状況になっている人と話して僕なりに分析した事を話していこうと思う。

 

プライバシーのため実名はふせておく。

 

まわりに置いていかれる感じを味わう

これは僕が専門学校に行っていた時の話だ。

 

絵を描く仕事をしたいと思い専門学校に入学してきたその子は、当時の僕からするとクラスでもかなり絵が上手いほうで、僕が見る限りその子しか描けないような絵を描いていた。

 

少なくとも、素人以下の絵しか描けなかった僕の絵よりは確実に人に注目してもらえる絵の技術を持っていた。

 

しかしそれから1年半が経つ頃、僕の目から見てもその子の絵は確実に上達していたし、僕も含め同じクラスの人達もそれなりに上達していた。

 

しかしその子は悩んでいた。

 

「皆上手くなっているのに私はあまり変わっていない」

 

どんなに上手くなっていると言っても、まわりに置いていかれてると思い込んでいたようだ。

 

結局その子は絵を辞めてしまったが、もしその時この子がまわりを気にせず描き続けていたのなら夢を叶えていたかもしれない。

 

絵を描く時にまわりは気にしてしまうと、どうしても比べる事をしてしまう。

 

それで夢を追うことをやめてしまうくらいなら一人で描いて地道に上達する方がいいだろう。

 

絵の上達ができないと思い込む

これも専門学校に通っていた時の話。

 

絵をいくら描いても全く上達できないと言う子がいた。

 

確かに上達はしていないようだったが僕が思うに、がむしゃらに描いてるだけでは上達できない。

 

どこが悪かったのか?
どこをどうすれば良くなるのか?
と言うことを先生やライバルに聞かず、考える事もせずただただ描き続けていた。

 

どこが悪いかを追求しなければ、また同じような絵を描いてしまい同じ間違いを繰り返すだけなのだ。

 

僕の経験から絵の上達には「考える」なしでは上達する事は難しいように感じる。

 

「考える」を意識して描くと上達の役にもたつし、全く上達しないなんて事はありえないのだ。

 

時間に追われる

時間を決めて、あるいは期限を決めて描いてしまうと、それまでに終わらせなければならないと言う焦りが出てしまう。

 

仕事なら仕方ないかもしれないが、絵を上手くなるために描いている時はそんなに焦る必要はない。

 

期限に遅れても会社やクライアントさんに怒られる事もない。

 

時間を気にせずゆったり描き少しづつ上達していけば良いのだ。

 

絵を描く仕事をするなら忍耐力や持久力、そして一生描き続けるという気持ちが必要で、その気持ちを情熱と言う。

 

まとめ

絵の情熱がなくなれば今までの努力が無駄になってしまう。

 

絵を描く時は時間もまわりも気にせず「楽しんで描く」という事を意識して描く事によって、絵がずっと好きで情熱を持ち続ける事ができるのではないかと僕は思う。