不思議な能力がある青年は絵を描く人生を歩

この世界画家旅人で何度も話しているが、僕には不思議な能力がある。

 

深い眠りにつくと見た事もない世界へと飛びつつ事ができる能力。

 

僕はそれがきっかけで絵を描く人生を歩もうと決断したきっかけとなった。

 

そして、絵の修行をするため海外で画家として生活する方法を探すために僕はオーストラリアへと旅立ち、バイロンベイと言う海に挟まれた小さな町で

コミと言う青年と出会い、彼もまた絵を描いていた。

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そして彼には驚くべき能力が備わっている。

 

彼の事を皆マスターコミと呼んでいた。

 

今日はその話と、絵でお金を稼げない、絵が上達しない人の特徴について語っていこう。

 

マスターコミの能力

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このバイロンベイと言う場所はスピリチュアル的な文化があり、地中深くに眠るクリスタルが、この地にパワーを送っていると言われている。

 

そしてこの地には常識では考えられないような事を当然のように言う人が多数存在していた。

 

 

突然だが、あなたは「気」を信じるだろうか?

 

ドラゴンボールなどで手から気を放って相手を倒すあれである。

 

 

僕は全くと言っていい程信じていなかった。

 

 

 

 

アーティストが集まる宿アーツファクトリーで仲良くなったマスターコミと、その他の日本人の友人数名いたが、その時は誰もその話を信じようとはしなかった。

 

 

 

 

しかし、このスピリチュアル的な土地に長らく住んでいる多くの人達だけは

「気」は当然のようにあると言う。

 

 

それでも僕は信じていなかった。

 

 

 

 

するとマスターコミが

 

「じゃあZiN君にも気が見えるようにしてげるよ!」

 

っと言い僕を仰向けに寝かせると僕の額に親指を立て、何やらパワーを送っている。

 

何をしているのか聞くと

 

「ZiN君の第三の目を開いてる」と言う。

 

 

 

何をわけのかわらない事を言っているんだ。

 

僕はそう思っていたが、一応、彼の相手をしてあげる事にした。

 

 

 

ものの5分で「もういいよ!」と言われ、それから気の見方と言うものを教わった。

 

 

まずは暗闇で指を立てて、その指先を集中して見つめる事。

 

ただそれだけだった。

 

 

 

数分間集中して指先を見ていたが何も起こる気配がない。

 

やはり、気なんてものは思い込みの一種で本当にあるわけはない。

 

 

その時はそう結論付けて気を見る事をやめてしまった。

 

 

それから数週間経ったある日、その時まわりにいた日本人の友人が気が見えるようになったと言いだした。

 

なかには、気は見えないが手のひらに溜める事ができると言う友人も・・・

 

 

 

なんてクレイジーな人達なんだ・・・

 

この時点でも全く信じていなかった僕は、彼らが洗脳されて思い込みに負けてしまい、それで見えもしないものが見えているだけだと考えていた。

 

僕以外の日本人の友人や、ヨガを教えている外国人の人、そしてこの町に長く住む人は「気」の存在を強く肯定していた。

 

 

 

僕も改めてコミ君に気は思い込みで見えるだけだろうと言うと

「いや、あるけど、まぁ信じれないよね」と言ってその話は終わった。

 

 

しかしそれから数ヶ月後、僕は驚愕の体験をする事になる。

 

その話は後日詳しくお話していこう。

 

マスターコミの黒魔術

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マスターコミも絵を描いていると言っていたが、上の写真のような絵を描いていた。

 

誰もが何を描いているのだ?と思うかもしれないが、僕はこの絵をさらに芸術的にするスキルを持っている。

 

僕だけのタッチの描き方と色合いを、マスターコミの作品をモデルとして描く事で世界に一つしかない作品を描く事も可能。

 

 

独創的な絵と言うのは、あなただけからしか生まれない絵のタッチや世界観、色合い、考え方などを組み合わせる事で生まれ、それを得るにはまず、あなた自身があなただけのスタイルを発見するしかない。

 

その発見の仕方は僕のメールマガジンで発信しているオンライン絵画教室ZiNARTの中で詳しく説明しているので、興味があれば下の無料登録フォームにアドレスを入力して、僕からの情報を受け取って欲しい。

 

ちなみに解除も簡単にできるので心配ない。

 

共感されなければ絵で稼げない

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まだ海外で絵を描いて収入を得てから数日しか経っていなかったが

僕は安定的に1日で十分すぎる程の金額を稼げるようになっていた。

 

僕の方法に興味を持ったマスターコミも、ライブペイントで絵を描いてお金を稼ぎたいと言いだし、いつも僕がライブペイントをしている場所を教えてあげた。

 

 

キャンパスを広げてく露魔術のような作品を描き上げるマスターコミの絵を見て

まだ絵の塗り方や影の付け方をマスターできていないと思ったが、ライブペイントに挑戦してお金を稼ぐ事は良い事なので見守る事にした。

 

結果的に3時間やっても1円も入ってこなかったようだ。

 

 

 

マスターしているのは気の見方だけだった。

 

 

マスターコミはまだ当時18歳の青年。

 

これから絵を描き続ければ絶対に上手くなるが、現在彼は消息不明なので、どこで何をしているのかはわからない。

 

やはり絵で稼ぐとなると、いくら外国のように絵に関心がある人が多い場所でも、人を魅了する作品

一目みれば立ち止まるほどのインパクトがある作品を描き上げなければ、お金を稼ぐ事は難しいのかもしれない。

 

そしてマスターコミの場合、他にも稼げない問題があると思った。

 

 

 

彼のライブペイントを見ていると人と話さず、一心不乱に絵を描き続けていた。

 

ここで大切なのは見てくれる人と会話をして、絵の価値や自分がどのような活動をしているのか?

そしてその絵にはどのような意味が込められているのか?などを語る必要がある。

 

彼はそれをせず、黒魔術を一心不乱に描くだけをしていたので

他人からすれば「わけのわからない絵を描いている」

これだけで終わってしまい、到底収入が発生するとは思えなかった。

 

 

しかし、マスターコミは「バイロンベイは自分の絵と合わない」

と、この場所が悪いと言いだした。

 

 

そんな事はない。

 

むしろスピリチュアルな場所であり、マスターコミが描く絵は、そのような非現実的な表現をしている絵なので、合わないとは僕は思わない。

 

 

 

上手くいかない事に何か理由をつけて否定している人で、それ以上に成長した人を見た事は今だかつて一度たりともない。

 

その事に気付けずになぜ自分の絵が売れないのか理解できていない絵描きは日本には大勢いる。

 

 

絵で生活できていないのなら、まず自分のスキルが不足している箇所を認め、それを改善していく事でしか成長はありえないのだ。

 

 

 

 

次回はバイロンベイの観光客が知らない、秘密の場所に行った話をする。

 

そこはジュラシックパークのような大自然が広がり、ジャングルのような森とその奥地に美しい滝壺がある。

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ここはあまり知られていない場所なので、バイロンベイに行く際は絶対に行って欲しい特別な場所である。