見た事もない絵画を自分の手から誕生させる・・・
それは誰でもできる簡単な事である。
「誰にでも簡単に描く方法なんて本当にあるのか?」
っと今一瞬考えたあなたは間違っていない。
それは正しい反応だ。
なんせそんな魔法のような方法があるのなら世界にはさらに多くの芸術家が誕生していただろう。
しかし・・・
実際にその方法はある。
僕はその方法を実践し続け、僕からしか生まれない作品、つまり
今まで見た事もない絵画を描き続けている。
そして僕の活動力に大きく貢献しているのが
「旅」である。
旅は僕に大きな衝撃と影響を与えてくれた。
今では世界中を旅しながら画家として生きている。
世界を旅する画家・・・
それがこの世界画家旅人のブログの始まりであった。
今回はそんな僕が普段からよくしている絵画を描くにあたって必要な事を説明しよう。
画家はこうして生きていく
僕はオーストラリアを旅していた。
どうしても欲しかったセカンドVISA・・・
セカンドVISAがあればさらに1年滞在できる。
言い換えるとさらに1年多く楽園生活が僕を待っている。
朝は太陽とともに目覚め、寝起きのまま朝日がさす海に飛び込んで目を覚ます。
目が覚めればビーチの前のおしゃれなレストランでコーヒーを飲みながらブログを更新する。
そんな生活を続けていた僕だったがセカンドVISAを手にいれるため3ヶ月農場で働かなければならなかった。
その3ヶ月間は僕にとって地獄でもあったし最高の友人と出会えた最高の場所でもある。
そこでは毎日イチゴ狩りをする仕事をする事になる。
イチゴには困らないので、オーナーの目を盗んでイチゴの投げ合いをした。
エスカレートして「イチゴ戦争」が勃発する事もある。
そんな楽しい事もある反面、毎日規則正しい忙しい生活に僕はうんざりしていた。
なんせこれまで自由に生きてきたからだ。
僕の性格上、組織に所属して働くという事が苦痛でしかたなかった。
ただの我がままではあるが、その生活がこうをそうしたのかこの後、自由な画家人生を手にする事となったのだ。
大都会で創造力を身につける
ある日、友人のケニーが
「街に遊びにいこう!」と言ってきた。
ケニーは香港人でまだ18歳の青年だ。
街に行ってパーマを当ててみたいと言う・・・
僕もたまには都会に出て刺激が欲しい。
っと言う事でブリスベンというオーストラリアの東部にある大きな街にアートの刺激をもらいに行く事にした。
ブリスベンの街は広い。
ケニーがパーマを当てている間にカジノで一角千金をねらう事に。
以前、
ケアンズのケアンズで爆発的に勝った事があり
それからたまに遊びにいくようになった。
結局、今回も2千円が3万円に早変わりした。
そのまま今回の目的であるアートの創造力を身に付ける事に。
どうするのかと言うと・・・
「興味がある美術館を巡る」
ただこれだけである。
しかし、どうやって自分のアートに組み込むのかを考えながら鑑賞しなければ意味がない。
ブリスベンには多くのアート会場のような場所があり、その中で一番興味を惹かれたアートからインスピレーションを頂いてそれを絵で表現する。
こうする事により観たものと自分の中のものを融合させる事により独創力の高いアート作品がこの世に誕生するのだ。
例えばこれ・・
僕は化石が大好きだ。
博物館で壁に埋まっている化石を見て新しいインスピレーションを感じる。
壁をキャンパスに描くだけでアートになる。そこから自分の表現したいものを描いていくとこうなる。
この時から僕の頭の中には
『壁+独創力=アート』
という計算式が衝撃としていまでも残り続けている。
そしてそのまま参考になる作品も展示されていた。
これをそのまま参考にして頭の中で世界を広げていく。
とりあえず練習がてらに出来たのがこの作品。
今ならさらにリアルに描ける自身がある。
やはり美術館は最高だ。
様々な刺激を与えてくれる。
これを一生やっていればスランプなんてくるはずがない。
それに僕には頭の中のもう一つの世界が存在する。
その景色を見てキャンパスに描くのでこちらも僕にはスランプがない要因の1つである。
ブリスベンを十分満喫した僕はパーマをあてに行ったケニーの様子を見に行く事にした。
するとちょうどケニーも終了したようで店の前で待っているケニーを発見したので声をかけた。
ヘイ!ケニィ・・・
・・・・・・
ケニィィィイイイ!!!!笑
爆笑だ。
腹がちぎれるほど笑った。
「ケニーカッコイイね!」
っと言うと
「オケ!ジン!ゴーゴーゴー!!」っと満面の笑顔。
笑顔パーマがツボに入り、笑いが止まらない。笑
やはり香港人はおもしろい。
日本人とお笑いのセンスが合っているのだろうか?
なぜか香港からくる人は、全員強烈なキャラを持っている。
旅をしているとこのような楽しい出来事も衝撃的な刺激も得る事ができる。
見た事もない絵画を描いてみたいというのなら僕のように世界を旅してみてはどうだろう?
その時は僕に連絡をして欲しい。