絵描きとして有名になってきてしまった証

 

まだ僕が絵を描き始めた当初は「絶対に世界的に有名な画家になってみせる!」っと思っていたが、最近ではそんな欲望が全く無くなってきてしまった。

 

 

なぜならすでに多くの人に指示されてきた経験と、世界各国を旅して様々な国の人から「今までこんな絵は見た事ない!」っと絶賛されてきたからである。

 

 

いつしか僕は有名になるという気がなくなり、今では南の島でのんびり絵を描いて死んでいければそれで良いと思うようになっていった。

 

これは僕の絵を好きと言ってくれる人を突き放そうという事ではない。

 

 

ただ僕の絵は世界でも通用するという事を旅の中の経験として感じとる事ができたので、それで満足してしまったからである。

 

 

 

世の中には小さな世界で生きてきて、それが絶対に正しいと思い込む人が存在する。

 

よく芸能人がSNSなどに書き込んで、一部の人から批判を書き込まれると話しているが、その批判を書いている人達は本当に狭い世界で生きているのだと思う。

 

 

メディアや報道で得た情報を真実だと思い込んで人に攻撃する行為。

 

 

確かに悪い事をした芸能人は、何を言われても仕方ないと思う部分もあるのだが、僕はそんな文句を書き込む時間があれば、僕自身の時間や僕の教え子にとって有意義な時間を過ごす事に費やしていきたいと思うのだが・・・

 

 

なぜその人達は全く会った事もない人にわざわざ攻撃をするのだろうか?

 

育ちが悪いのか?

 

頭が悪いのか?

 

親の教育がなっていないのか?

 

暇だから?

 

ただ言いたいだけ?

 

皆がしているから自分もしたくなるのか?

 

 

本当にくだらない人間がいる世の中が嫌になる。

 

 

このような人達がいる以上この地球に平和は訪れないのではないかと感じる。

 

 

 

芸人のトップに君臨するダウンタウンの松本人志さんも「これだけ実力をみせつけてるのに分からんやつはおる。アホやから。世の中の人達全員にわかってもらうのは無理。」っと話しているのを見た事があるが、まさにそうだなと思う。

 

 

支持されているからこそテレビに出続けているのに、その実力に気づけない人もいる。

 

 

もちろん実力を認めないというより、おもしろさがわからないと言う人もいるだろう。

 

 

それは個人の感受性の違いなので仕方のない事である。

 

 

しかし、それをわざわざ相手に伝える人間は本当にくだらない人生を歩んできたんだなと感じる。

 

 

有名になればなるほど支持する人も増えるが、その中で認めたくないという人も数万人に1人はでてくるようだ。

 

 

 

芸能人の場合この規模がかなり多くなるので本当に怖い世界だなと思うが、批判されるという事は注目されていると言う証明でもある。

 

 

僕の場合、芸能人ほど注目されようともしていないし、有名になりたいとも思っていない。

 

 

ただ僕は小学生時代から見ている夢の中の世界をキャンパスに描きだし、この世にその世界がある証明を残していきたいだけである。

 

わがままを言えば死ぬ直前に冷凍保存されて、数百年後に未来の技術で目覚めて僕の見る夢の世界が現実にあるのか?
夢の中から受け取ったメッセージは本当なのだろうか?

 

 

それらを確認してみたいだけなのだ。

 

 

そのために絵を描いているだけなので誰の為でもなく自分の為に絵を描いている。

 

そして生きている間は、他人の常識や名誉などから切り離された空間で、ただただ絵を描いて生きていきたい。

 

 

ただそのように生きていても僕の絵が好きで集まってくる人達もいるし、僕に興味がある人達や僕と同じ生き方をしたいと思う人達も集まってくるようになった。

 

 

なのでライブペイントもするし、将来は沖縄の離島で僕の絵に興味がある人だけが泊まる事ができるホテルと合体した個展会場をたてようと計画しているのだ。

 

これまで世界中で出会った外国人の人達もそのホテルを建てた時は、必ず泊まりにいくとメールを頂く事もある。

 

 

 

今現在の時点で1ヶ月で2万人の人達に僕の頭の中の世界を伝える事ができているのだが、僕が僕の絵を知って欲しいと思うのは僕の絵に興味がある人だけでよいと考えている。

 

 

世の中の全員に絵を認めてもらいたいという欲望なんてものは一切ない。

 

 

しかし、その集まった人達から「ZiNの絵が欲しい!」と言われても原画は売らないようにしている。

 

複製画なら販売しているが、原画は僕の魂がこもった大切な作品なのだ。

 

 

 

これほど支持されている実績と現実があるのだが、とうとう僕を批判する人から連絡がきた。

 

わざわざメールできたのだ。

 

「あなたの絵が上手いとは思いません。私のような美大で学んだ人からすれば笑われますよ?」

 

 

こんな事初めてだったが、「とうとう僕もここまできたか・・・」っと思う瞬間でもあった。

 

 

っとは言え話を聞いていくと、この方の考え方で僕も反省する点があった事は確かである。

 

 

僕は絵の勉強を僕の頭の中の世界を伝える事に集中して学んできたが、この方いわく僕には西洋絵画や絵画史の勉強がたりないらしい。

 

 

これまでヨーロッパの個展会場や歴史ある美術館に足を運んでその歴史などを学んできたが、勉強が足りない部分は確かにあるかもしれないと再確認できた。

 

 

絵の描き方や手法や表現方法などを重点的に見てきたので、歴史については僕が興味のある歴史しか勉強してこなかったのだ。

 

非常識ではあるが教えてくれたという点では悪い人ではないように感じた。

 

 

これでただ批判するだけだったら、この方は世の中に大勢いるただ文句を言いたいだけのくだらない人間の一人として片付けていただろう。

 

 

僕の活動方法は他の日本人画家はしていないためか、たまに誤解を生んでしまうようだが、ここで一つ言っておきたい事がある。

 

僕は、僕のもとに集まってきて僕の事を信頼してくれる人にだけ僕の活動方法をお伝えしている。

 

 

 

しかし、僕の道が簡単と思い込む人には絶対に僕の活動方法を教えない。

 

 

簡単に絵で生活できる方法なんてものは存在しないからである。

 

 

考える力を蓄え、努力を継続できる人しか成功はありあえない。

 

 

 

僕はそのような人にしか僕の歩んできた道を教えない。

 

そして今では僕の活動方法を学んで独立できた人と情報交換をしたり、よりよい世界各国の情報を提供しあえるWINWINな関係へと変化してきている。

 

 

 

かなり楽しいし、僕自身も新しい知識や情報を提供できる事を楽しんでいるのだ。

 

 

 

やはりこのような情報人脈が多ければ多いほど人生は豊かになってくるのだと実感している。

 

 

 

これからも常識にとらわれず思うがままに生きていこうと思う。