個性を生かすなら尊敬する人を追い続けてはならない理由

世界中旅をして色んなジャンルのアーティストと出会って気づいた事がある。

 

それは、すべてのアーティストに言える事だが自分の個性を出すためには

尊敬する人を追い続けるのはお勧めできない

と言う事だ。

 

なぜ尊敬する人を追ってはならないの?

っと考える人もいるだろう。

 

 

なぜなら尊敬する人とまったく同じスタイルで同じ道を歩んだとして、どんなに上手く作品が仕上がったとしても第三者からはただのモノマネにすぎないからだ。

 

 

尊敬する人のいい部分だけを盗んでいくのは僕も賛成できる。

 

しかし全てを参考にしてしまうと、いつか立ち止まってしまう日が確実に来るだろう。

 

 

絵でも音楽でもアーティストとして生きていくには個性が必要不可欠なのだが、尊敬する人が前にいる限り、その人を超える事もできないし道を少しずらさないと個性は生まれないのだ。

 

 

僕のまわりにも音楽をやっている人や絵描きの知り合いは沢山いるが、その中で絵で食べていける人は確実に他の人にはない、独自のスタイを築きあげている。

 

 

ここを理解できない人は

「自分はこんなにも努力しているのに」っと言う考えになり、

「努力してもできない」っと勝手に決めつけてしまい

「諦める」っと言う選択をしてしまう人が大多数だ。

 

 

そうならない為にはどうすればいいのか?

 

 

答えは簡単で「自分の個性」に尊敬する人の「いい所」を足していき、後はそれを自分の物にしてしまう作業を繰り返す事によって自然と自分の個性が築き上げれるようになる。