いくらかかる?ジークレー印刷の費用を解説。

前回の日本画家旅人で世界最先端技術ジークレー複製画話をすると想像以上に多くのメールを頂いた。

 

 

像の絵のである「SHIRONOZOU」もZiNARTのシンボルである無限の「MOBIUS」がやはり人気が高く、また新たに3件の発注が入った。

他にも闇の城と大波が描かれた作品やオーストラリアのクライアントさんから頂いた依頼作品、ウミガメの作品などほぼ全ての作品が皆さんから部屋に飾りたいという内容のメールを頂いた。

 

 

僕としては嬉しく思うが、ある意味当然と言えば当然に感じている。

 

 

なぜなら今まで世界43ヵ国以上絵を描きながら旅をしてきた中で出会った人達に僕の作品を見せると必ずと言っていいほど

 

 

「こんな絵は見た事ない!」

 

 

「僕にも描いて欲しい!」

 

 

「君は本当に凄いアーティストだ!」

 

 

「インスターグラムやってる?」

 

っというような驚く反応を目の当たりにしてきたからである。

 

 

なので僕は世界にも通用する画家だという自信もある。

 

 

それに僕の絵には価値がある。

 

これからさらに原画の価値が上がっていく事は間違いない。

 

 

あとZiNARTメンバーの中で同じ質問を何件も頂いた。

 

 

恐らくこの事が気になっている人は他にもいるのではないかと思うので今回はその質問を皆さんとシェアしていこうと思う。

 

■大阪在住/ジークレー印刷の料金が

 気になる木村さん

 

こんにちは。

 

原画とジークレーは以前から話を
されてましたけど実際これほどの
クオリティーで仕上がるとは

思ってもいませんでした!

 

ここで一つ質問させて頂きたいのですが
ジークレー複製画を制作しようとする場合
お値段の方はおいくらくらいになるのでしょうか?

 

私は今までポストカード程度しか
制作した事がなかったので検討もつきません。

 

お忙しい中申し訳ないのですが、
お時間のある時にでもお返事して頂ければ
嬉しく思います。

 

いつもメールマガジンで情報提供を
していただき大変参考になっております。

 

これからも楽しみに読ませていただきます。

 

このような質問がかなり多かったので今回は「ジークレー印刷にかかる費用」というものを説明していこうと思う。

 

 

前回も話した通り世界最先端技術のジークレー印刷は世界一の複製画技術であり、世界各国の有名画家達が愛用している。

 

 

その仕上がりは原画と変わらない完璧な仕上がりになるため多くの画家は複製画であるのにも関わらずサイズにもよるが大体5万から高ければ50万円の値段をつけて販売しているし、それ以上で販売している有名画家もいる。

 

 

 

それではそのジークレー複製画を制作するにあたりどれくらいの費用がかかるのか?

 

 

ジークレー印刷をする場合キャンパスの大きさや色の使い方、印刷する紙の種類で値段が変化してくるのでだいたいの目安で考えて欲しい。

 

 

 

僕の場合を例にだそう。

 

 

僕は基本的にB1サイズ(1030×728)の作品を描いている。

 

 

そして複製画を制作するのに必要な費用が2つある。

 

 

1:スキャニング(原画をデータ化する作業)

 

2:印刷代

 

 

まずはスキャニングから説明していこう。

 

 

 

 

このスキャニングをする方法は2種類ある。

 

 

1つはスタジオで一眼レフで撮影してデータにする方法。

 

そしてもう1つは超大型スキャニング装置で原画全体をまるまる読み取る方法。

 

 

 

スタジオで一眼レフで撮影してデーター化する時の値段はスタジオ代込みで23,000円(B1サイズの場合)。

 

 

そして、超大型スキャニング装置なら64,800円(B1サイズの場合)となる。

 

 

 

キャンパスが小さくなればその分値段も安くなるようだが、具体的にいくらかはジークレー印刷をしている本社に聞いて欲しい。

 

 

 

【株式会社グラフィック】
株式会社グラフィック公式サイト

 

 

 

 

ここで多くの人は安い一眼レフを利用しようとするのだが、プロの画家として生活できているほとんどの人は間違いなく超大型スキャニング装置でデータ化をしている。

 

 

 

一眼レフでデータを取るとどうしても細部の箇所がぼやけて完璧な複製画は完成しないからである。

 

 

僕個人としてはクライアントさんに絵を届けるのなら不完全な複製画より完璧に再現された複製画を送った方が当然クライアントさんも喜んでくれるにきまっている。

 

 

なので僕は超大型スキャニング装置を利用する。

 

 

 

そして次に印刷代。

 

 

 

この印刷する紙も何種類からか選ぶ事ができ、それぞれ異なる仕上がり具合になる。

 

 

 

僕は普段絵を描く時はワトソン紙を利用しているのだが、複製画を制作する時はジャーマンエッチングというワトソン紙と類似した紙に印刷する事にしている。

 

 

この印刷代は20,700円。

(B1サイズ、色合で異なる)

 

 

 

つまりスキャニング代と印刷代で
総額85,500円となるのだ。

 

 

 

もちろん一度スキャニングしてしまったデータは自分のものになるのでそれ以降の複製画制作にかかる費用は印刷代だけである。

 

 

 

これらはあくまで僕の場合という事なのでそれぞれ色合いやキャンパスのサイズで値段が変わってくると思っておいて欲しい。

 

 

 

世界最先端技術ジークレー印刷の値段はだいたいこんな感じである。

 

 

もしもこの値段以上に原画が売れない・・・

 

 

 

っと思っているのならそれはまだ自分の絵に自信がない証拠でもあり、絵の価値を伝えるスキルを持っていないため失敗するのでやめておいた方がよいのかもしれない。

 

 

 

 

そのような人はまずは画力向上をしていき、その後に絵を販売するスキルを身につけなければならない。

 

 

もちろん画力がまだまだ上達していないという人でも収入を発生させる方法なら僕は知っている。

 

 

まずはそこで収入を得てから絵を販売するスキルを身につけていけば良い。

 

 

 

 

夢を叶えるためにはその夢を叶えるまでのプロセスを強く想像しなければいけない。

 

 

画力がまだ足りていない人ならそれなりの画家へのプロセスというものがあるし、僕はそれをネット上の学校で教えているのだ。

 

 

 

どんな人にもそのプロセスはある。

 

 

 

ただその事に気がつかなかったり自分を信じる事ができずに行動にも移せない人はそのプロセスすら発見する事ができない。

 

 

まずは自分を信じて行動する所から始めよう。