専門学校にいくまで知らなかった木のボードに紙を張る作業。

 

この方法を学んでから絵を描くのが好きになった。

 

 

なぜなら、額を必要とせず描き終わればすぐに
部屋に飾る事ができ、部屋の空間が一瞬で
おしゃれな空間へと変貌するからである。

 

 

僕は紙の種類はワトソン紙を使っていますが、
画材用の紙なら大抵水張りをする事ができます。

 

 

なので今回この水張りの仕方は
ワトソン紙を使うことを前提とするが、
やり方は大抵どの紙でも同じなので心配いりません。

 

今回は

【ボードに紙を張る一般的な方法】

【ボードのサイドまで描く事ができる紙の張り方】

を紹介していきます。

ボードに紙を張る一般的な方法

まずは一般的なボードに紙を張る方法です。

 

僕が基本的に使うのは
728×1080のサイズの木のボードで
僕がお勧めする画材屋さん笹部なら
1500円程度でかう事ができます。

 

 

そして、もしこのサイズより小さいボードを

使いたいならそれはそれで何の問題もありません。

 

 

小さくなるにつれて価格も安くなるので
そこはあなたの描きたい絵とボードの大きさを
考えながら選ぶ必要があります。

 

 

そして次は紙選び。

 

 

冒頭でも話したとおり紙はあなたの

描きたい絵と合っている物を選ぶと良いです。

 

 

どの紙を選んでいいのか分からない場合は
無難に僕と同じワトソン紙を使う方が
僕の説明が頭に入ってきやすいと思うので
ワトソン紙を使用して頂ければ良いかなと思います。

 

 

そしてもうあと2つ必要な道具があります。

 

 

それは水を入れる物とホッチキス。

 

 

水を入れるものは洗浄済みの

ジュースのパックやバケツなど水が入れば何でも良いです。

 

 

ホッチキスはできれば大きい方が後々
扱いやすいので大きなホッチキスをお勧めします。

 

なければ小さくても可能ですが、

180度開くタイプのホッチキスを使用しなければいけません。

 

 

さて、これで用意するものは全てそろったので
いよいよボードに紙を張る作業を説明していきます。

 

 

まず紙を広げ、両端を何か重りで固定する。

 

そこに水をかけて薄く伸ばしていく。

 

 

ちょうど紙の中心部分に合うように木のボードを置く。

 

 

この時全ての端の紙をがボードの側面を覆うように
長さの調整しておく。

 

 

そのままボードを立てて紙とボードをホッチキスで止める。

 

この時ボードの側面のちょうど

中心部分から止め、次は一番左、

その次は右を止め、そしてそれぞれ

止めた場所の間にスペースがあるなら均等な間隔でとめていく。

 

 

今止めた場所の反対側が上に向くように起き、
紙の真ん中あたりを軽く引っ張りながら
ボードの真ん中と紙をホッチキスでで止める。

 

 

続いて今止めた面の左側の紙を
左斜めに軽く引っ張りながら
ホッチキスでとめ、
これと同じ事を右側で右斜めに
ひっぱりながらボードと紙を止める。

 

 

これで2つの側面が固定された事になります。

 

 

そして次はまだ止めていないどちらかの面を

上に向ける。

 

そして先ほど同様紙の真ん中を
軽く引っ張りながらボードの中心と
紙をホッチキスで止める。

 

 

そして左側は左斜めに紙を引っ張りながら止め、
右側は右斜めにひっぱりながら止める。

 

 

そして今止めた場所の間にスペースが
空いているので同じ間隔で止めていく。

 

 

そして止めていない面を上に向けて同じ方法で止めていく。

 

 

最後に全ての端の出っ張った部分をホッチキスで止めていく。

 

 

ここまでが一般的なボードに紙を張る方法です。

サイドも描ける紙の張り方

 

ほとんどやり方は同じなのですが、

紙を折る時だけ少し特殊な折り方をします。

 

上の動画を見て同じように

キャンパスを組み立てていきましょう!

 

 

 

水張り完成後は乾くまで触らずに

放置しておくと、ボードの大きさにもよりますが、30分〜1時間で乾きます。

 

 

 

紙は乾くと縮む性質を持っているので、
完全に乾くとピンと張るように紙が
ボードに固定されます。

 

 

以上がボードへ紙を水張りする方法です。