今回はミステリアスな夕日を描いて頂きます。
以前の絵画教室で発見した描き方なので
途中で迷う事もありましたが、
迷った時は創造力を高めると
少しずつ形になってきます。
もしも、それでも難しいと言うのなら
写真をよく見て参考にしてこの
描き方で描くのも良いと思います。
ミステリアスな夕日と雲の描き方1
まずはグラデーションから。
以前の授業でグラデーションの
描き方をお伝えしましたが描き方は同じです。
ただし、今回は光(夕日の光)を入れていくので
少しグラデーションの色合いが違います。
動画を見てなんとなくで良いので
イメージしていきましょう。
ミステリアスな夕日と雲の描き方2
ここから雲を描いていきます。
雲はいつもどおり、何も考えずに
雲の位置を決めていくようにすると
自然な雲の形が仕上がってきます。
ここで意識して雲の位置を調整してしまうと
無意識の内に並んだ雲や同じような形の雲を
描いてしまいがちなので注意しましょう。
あと雲はキャンパスからはみ出してください。
キャンパスの中に収まった雲は
絵だと不自然に見えてしまいますので。
ミステリアスな夕日と雲の描き方3
ここから仕上げていくのですが、
途中からどう描いていくのか少し迷っています。
これは頭の中で強くイメージできていない事が原因です。
僕でもたまにイメージできていると
思い込んで描いてみると実際ハッキリしない
部分などもでてくる事があります。
そのような場合は絵を描く前に
モデルとなる写真をよく観察する事が大切です。
しかし、僕の絵のスタイルは基本的に
「無」から生み出すようにしているので
この時も最後まで僕の頭の中の世界を
鮮明にするようにして写真は見ませんでした。
頑固にしつこく何度も何度も
描き続けるのも僕のような世界を描くのに
必要な事であると言えます。
ミステリアスな夕日と雲の描き方4
基本的に光の表現は
チタニウムホワイト(白)
イエローミディアムアゾ(黄色)
を使用しており、雲の影は
フタロシアニンブルー(紺)
カドミウムレッドミディアム(朱)
を混ぜて作っています。
たまにナフソールクリムソン(赤)
を使用しても深みのある色合いになります。
雲を描く時はブラシに水分をほとんど
含ませないようにして優しくこするように
描いていくとボカしの効いたタッチに味のある
仕上がりとなります。