絵を描く事を仕事としている特殊な職業と言えば画家。
世界には多くの表現者が存在するが人それぞれ使っている道具も違うため表現方法も変わってくる。
様々な道具を使う事によって無限の表現方法が存在するのだ。
そして、近年ではコンピュターのテクノロジーが発達した事から生まれた、デジタルイラストレーターも憧れの職業の一つとなっている。
凄いと言われる絵を描くなら道具選びが鍵を握る!
僕は世界43ヶ国以上を旅しながら絵を描く仕事をしてきたが、そこでも様々な種類の絵を描く画家やアーティスト達に出会ってきた。
今回は、そんな画家やアーティストが使う道具をまとめてみたので、これから絵を描くと言う人はこの種類の中から一つ自分に合いそうな物を選んで描いていく事をお勧めする。
今回のこの記事は下の事について語っているので是非最後まで読んで欲しい。
- 絵を描く道具の種類
- 画家が使っているアイテム
- 画家になる一番効率の良い道
- 絵を描く生活を手に入れた仲間
- 世界を旅する画家の話
それではまずは基本的な道具の種類から。
『鉛筆』白黒の繊細な表現
絵を描く時の王道中の王道の道具と言えば鉛筆。
鉛筆の種類はどれもそれほど変わりはないが、鉛筆の色の濃さの違いを利用して陰影や物の質感を表現でき、極めれば白黒写真のような絵も描く事ができる。
鉛筆の濃さの種類は濃い順に並べると
・『6B〜B』最も濃い鉛筆で6段階に分かれる。
・『HB、F』BとHの中間の濃度の鉛筆。
・『H〜9H』一番薄い濃度で8段階に分かれる。
この濃度の違いを描く場所によって描き分ける事もできるためリアルな絵も描く事ができるのだ。
白黒の繊細な絵が好きと言う人は鉛筆を選ぶといいかもしれない。
『色鉛筆』暖かみのある絵を描く表現
これは鉛筆に色がついたようなものだが、色の濃さはどれもそれほど変わらないため色鉛筆で濃度の調整をする時は力の入れ加減で調整する必要がある。
しかしこれも極める事ができればアナログの暖かみのある絵を描く事ができる。
写真のようなリアルすぎる絵は描きたくないと言う人が愛用しているようだ。
リアルでもあるが絵の暖かみがあるタッチの絵を描きたいと言う人にお勧めする道具。
『パステル』やわらかい絵を描く表現
パステルはリアルな写実的な絵には向かないが、その分「絵を描いている」と言うような感覚があり、好きな人は好きだが日本ではパステルで描いている画家は少ないようだ。
パステルには数多くの種類があるが、大きく分けると「ハードパステル」と「ソフトパステル」の2種類に分類される。
どちらがいいのかは、その人次第だが人気があるのはソフトパステルである。
しかしパステルは非常にもろく、強く握ってしまうとすぐに折れたり、服についたりするので注意が必要だ。
『水彩絵の具』オシャレな絵を描く
水彩絵具は多くの画家が使用している王道の道具である。
水彩絵具にも数多くの種類があるが基本的には塗り重ねる事によって色の濃度が増していき、独特のタッチを表現できる世界中で使われている道具。
まずは鉛筆で軽く下書きをしてから水彩絵具をのせて行く事で、鉛筆の下書きと絵具の色合いが混ざりあい、
オシャレな絵を描く事ができる道具の一つである。
『アクリル絵具』高級感のある絵を描く表現
僕も使用しているアクリル絵具は水彩絵具と少し違い
塗り重ねる事で色に深みと厚みがでるので会い上がりは高級感のある質感になる。
乾くと防水性のあるゴムのように仕上がるので、多少ぶつけ破ける事が少なく、色褪せる事もないので半永久的に同じクオリティーで保存される。
そしてなんと言ってもこのアクリル絵具の強みは様々な物の上に描けると言うことだ。
僕は日本に滞在する時は沖縄のとある島で2ヶ月程キャンプペイントをする事にしているのだが、その島にしかないキャンパスのような薄い石の上にアクリル絵具で描いていくと意思の重みも重なりさらに高級感のある作品が仕上がるのだ。
画家が使っているアイテムとは?
絵具以外にも画家は様々な道具を使って独創的な絵を描いている事をご存知だろうか?
ここからはその特殊な道具やアイテムを紹介をしよう。
『筆』基本的な絵を描く
絵を描く時に必要な物と言えばやはり筆。
筆にも様々な種類があり、その使い分けによってボカしや水の表現、光の表現やグラデーションなど様々なシチュエーションによって使い分けている事が多く画家にとって必須アイテムとなっている。
『指』ボカしの表現を最大限に引き出す
世界中の画家の多くは筆と平行して指も使用しており、キャンパスに直接触れる事でその人独特の表現を表す事もできる。
あの有名なレオナルドダヴィンチも指を使い人物の輪郭をボカすことによって違和感のない自然で繊細な作品をいくつも仕上げてきたのだ。
その他にも世界には指だけで絵を仕上げるアーティストも存在し、その作品はSNSで全世界に広がっている。
指も絵を描く時に必要なアイテムの一つなのである。
『こむぎ粘土』影を簡単に描く事ができる
こむぎ粘土と言うものをご存知だろうか?
こむぎ粘土とは、その名の通り小麦から作られており、色のバリエーションも豊富で子供が遊ぶように作られた粘土である。
絵を描く人達の中で影の表現が苦手でどこにどう影を描いていけばわからないと言う人も多いのではないだろうか?
そんな時に約に立つのがこむぎ粘土だ。
これをどう使うのかと言うと、描く物の形と同じようにこむぎ粘土で形を作り、そこに光を当てる事によって影がどうなるのか実物を見て確認できるのだ。
こむぎ粘土の細かい使い方の説明は、この世界画家旅人の記事で語っているので参考程度に読んでおいて欲しい。
こむぎ粘土でも普通の粘土でも使い方は一緒なのだが、ただ普通の粘土は油が塗られており絵を描く時に油で滑って描きにくくなる可能性があるため僕はこむぎ粘土を利用している。
『爪楊枝』細かい表現が可能となる
爪楊枝!?と言う声が聞こえてきそうだが、以外と爪楊枝を使っている画家は多い事も事実であり僕もその内の一人となっている。
細い筆を使えばいいと考えるかもしれないが、爪楊枝はかなり安くで大量に購入する事もでき、筆のようにすぐに先が曲がる事がない。
もし仮に曲がったとしても大量にあるので何も心配する必要はない。
細い筆よりもさらに細いラインを描く事もできるので僕がお勧めするアイテムの一つである。
『スケッチブック』絵のアイデアをためる
絵を描く事を意識しながら日常生活を送っていると絵のアイデアを受ける事が非常に多い。
そんな時に絶対に必要なアイテムがスケッチブックである。
僕の場合はスケッチブックを3種類持っておりそれぞれの場面で違った使い方をしている。
・瞬間的にアイデアをメモするスケッチブック
・絵の構造を考えるスケッチブック
・僕の頭の中の世界を映し出すスケッチブック
この3種類を使い分ける事によりスランプと言うものもなくなる可能性が高いのである。
『アイデアをメモするスケッチブック』は普段の生活からポケットに忍ばせている僕の必需品だ。
急にアイデアが浮かんで来た時に忘れないように簡単な、ラフスケッチのような感じで描いていくので一瞬で描き終える。
『絵の構造を考えるスケッチブック』は頭の中ではぼやけているイメージを明確にするため、一度このスケッチブックに描いてどこをどう構成するのか?などをクリアにするために描いている。
『僕の頭の中の世界を描いているスケッチブック』はオーストラリアで購入した僕の宝物になっている。
頭の中の世界を鮮明に記録するために使用しており暇な時に描きためるようにしている。
ちなみに中身の一部はこのような感じ。
僕の頭の中の世界についての小話
僕は小学校低学年の頃からある特殊な能力があった。
深い眠りにつく時に見た事もない世界を自由に飛び回る夢を見ていた。
目が覚めた後でもそのリアルな感覚が残っており、この世界を他の人にも見て欲しいと考えるようになり画家になる決意をした。
誰に言っても信じてもらえないので長い間、誰にも話す事はなかったが画家になった事をきっかけにこの話もするようになったのだった。
ちなみに僕の世界とはこのような感じではあるが僕の世界に生き物はいない。
200年後、300年後の人間にあるメッセージを届けるために僕だけが理解できる文字を埋め込むよういしており動物はその文字を解読するのに必要なものなのだ。
しかし・・・
現在の人間に僕のメッセージを届けても理解できないのでこの事に関しては死ぬまで誰にも話す事はない。
画家になる一番効率のよい道
なぜこの日本では画家として生きている人が少ないのか?
明らかな原因としては、まだまだこの日本では画家の地位が低いとされており、アート業界の盛り上がりも海外に比べると格段に低い事が原因とされている。
その中でもやはり画家を目指して活動している人が数多くいるのだが、結局アルバイトや会社に努めながら絵を描き続けている人が多過ぎる。
しかし、今のこの日本のアート業界の状況から見ても、これまでの画家志望の人がしてきた活動方法と同じ事をしても同じ結果しか待っていない可能性の方が遥かに高い。
なぜもっと効率のよい方法を考えないのか僕からすればかなり疑問に残ってしまっている。
一番効率の良くて実際に成功者も数多くいる活動方法と言えば海外活動に力を入れるという事。
海外活動では絵以外にも様々な事を学ぶ事ができ、日本では知り得ない情報も得る事ができる。
そのため日本では無名でも海外では大きく活躍している日本人の画家も存在するのだ。
しかし、この話を聞いても海外にでるのが怖いと言う理由から日本での活動を余儀なくされる人もいるだろう。
そのような人のために日本でも画家として生きる可能性を飛躍的にあげる方法を伝えている。
その方法を語り出すと長くなりすぎるし、これは順序良く説明しなければ理解する事ができない。
簡単にさわりだけ説明すると
「自分を世にだす方法」
もう少しわかりやすく簡単に説明すると
「あなた自身があなたをアーティストとしてプロデュースする方法」
とでも言っておこう。
僕はこれまで海外で画家活動をしてきたが、日本に戻れば画家として生きる事ができずにいた。
この自分自身をプロデュースする方法を知るまでは・・・
とにかくここを理解しなければこれまでの画家志望の人と同じ道を歩む事になってしまうと考えたのである。
絵を描く生活を手に入れた仲間
僕は日本でも画家として生きていく方法というものをZiNARTメールマガジンの中で伝えている活動もしている。
これは僕が実際に実践した方法であり、それを伝えているのだが、今ではその方法を使って有意義な絵描き人生を手に入れた仲間が誕生してしまった。
僕と同じ暮らしができる仲間が誕生するのに数年かかると思っていたが、僕の教える事を忠実に実行に移せた人はすでに東京や大阪などを自由に飛び回っており、さらに海外でも結果を残すまでに成長させる事ができた。
そのような仲間が誕生したからか、僕の元には多くの画家志望の人が集まるようになっていった。
この写真は、これからアーティストとして生きる基盤をつくりたいと考えている人達のために開いた飲み会相談会。
それぞれ個性ある考え方やアーティストとしてのスキルを持っている人達の集まりなので僕自身もかなり楽しかった。
このような活動をして僕はこれから日本でも画家として生きていける人を増やしている。
ちなみに相談や質問はZiNARTメールマガジンの中にあるメールアドレス、もしくはLINEに連絡していただければ僕が直接相談の答えを返答させて頂く形にしている。
今や、この世界画家旅人は年間36万人以上訪れるまでになってしまったので、ここにメールアドレスとLINEのIDをのせてしまうと相談メールが大量に届いてしまう。
そのため、ZiNARTメールマガジンを読んでくれている人だけに限定して返信させて頂いているのである。
世界を旅する画家のまとめ
今回は画家が使う道具についてまとめてみたが、ここでは語り尽くせない事も沢山あるので随時この記事に追加する形で道具の情報をまとめてみようと考えている。
使う道具によって画家として成功するかが決まるのも事実なので、あなたのスタイルに合った絵を描き上げるための道具を選ぶ事をお勧めする。
日本では海外よりも画家の地位が低く扱われており日本で画家になる人が少ないのも、そういった背景が影響している事も事実。
僕はそんな日本に刺激的な作品を放つスキルを持った人が誕生するのを願っている。
そのため本気で絵を学びたい人に僕のタッチの描き方や表現方法などを伝え、絵の上達に貢献したいと思っている。
絵のスキルを上げ、独創的な作品を生む事ができるようオンライン絵画教室ZiNARTを人数限定でひらく事にしている。
絵のスキルが上がった人達と共に活動できたら僕の人生もさらに充実する事になる。
興味のある人はZiNARTメールマガジンから僕からの情報を受け取って欲しい。