常識とは人間がつくりだしたエゴのようなもの。
アムステルダムでは日本では味わえないような様々なカルチャーショックを味わう事ができる常識を覆すには最適な場所なのだ。
それに街並みも綺麗でどこを写真に撮ってもアートになってしまう。
僕は画家として世界を旅しているのだが、アムステルダムでは本当に様々なインスピレーションや見た事もないもの、感じたこともない感情を数多く得る事となった。
そのアムステルダムの旅で一番刺激的な体験を紹介しよう。
この日はいつものようにラッキーレイクという僕が滞在している宿の横にある大きな湖で、朝から読書をしながらのんびり過ごしていた。
僕は画家になるために海外を旅していたのだが、基本的に路上でライブペイントをして収入を得ていたが、チップを払う習慣がなかったり他国に比べてアートに関心が薄い日本の今の現状を考えると、日本でライブペイントをしても安定した収入を得る事ができないと考えていた。
このままでは一生海外を旅していなければ収入を得る事がでいないと考え初めていたのだ。
旅をする事はやめないが僕は海外に永住する気はなかったので、いつかは日本で安定した収入を得る方法を見つけ出さなければならなかった。
っとは言え僕の絵を使ってもらえるように営業をかけていけば、ある程度は生活する事もできるとは思うのだが、僕は忙しい日々と第三者に絵の仕事を任せる事に不安があった。
第三者に仕事を任せるという事は、会社に就職しているのと変わらない。
会社が不景気になれば自分の収入も不安定になってしまう。
つまり自分で収入をコントロールする事ができないのだ。
世間一般では会社に就職する事が安定に繋がると思いこんでいるが、この考えは完全に間違えている。
自分でコントロールできない収入ほど不安定なものはないのだから。
普通の活動をしていても、日本で画家を目指しながらも結果がでていない多くの画家と同じ道を歩んでしまう。
常識的な考え方では成功する見込みは薄い。
なのでまず常識を覆すような活動方法を考えなかればならないのだ。
そんなわけでラッキーレイクで安定した収入を得ながらも、日本で画家として活動できる、今までにない方法を勉強するために人の購買意欲を高めるための心理学の本を読んでいた。
アムステルダムでは朝から昼までは、だいたいこのようなのんびりした生活をしている。
そして夕方になるとアムステルダムの街を探検しにいく。
アムステルダムは刺激的で日本では得る事が出来ない刺激を得る事ができるからだ。
街の中を歩いていると、いたる所に大人のおもちゃが販売されている。
お洒落な女性のおもちゃも売られている。
なぜこのようなものを扱う店が多いのかと言うと、オランダはマリファナが合法だからである。
日本の教育ではマリファナは悪い事と教えられて育つのが常識であるが、、
ここオランダではタバコのような感覚で扱われている。
教育は洗脳と似ており、自分の目で見た真実でさえ信じる事がでないようになる事がある。
何が悪で何が正義なのか自分の目で直接みて確かめなければ真実はみえてこないのだ。
そんな事を考えながら街の中を探索していると、ちんちんのおもちゃをを窓の外に出している女性がいた。
アムステルダムは本当に刺激的でおもしろい。
先に言っておくが、ここは怪しい所ではなく数多くの観光客が歩いている道である。
当然子供も普通に街を歩いている。
そしてもう一つ・・・
あなたにこれは正義なのか悪なのか判断して頂きたいものがある。
これが何なのかおわかりだろうか?
人はこれを売春と言う・・・
日本では売春は犯罪であるがアムステルダムでは普通の街中で堂々と売春をしており、もちろん普通の職業として扱われている。
目の前に子供が通っていてもお構いなしに男を誘惑している。
しかし、これがアムステルダムの普通の日常なのだ。
PS.
常識に洗脳されていては何も見つからない。
得に日本で画家になるには、常識的な活動をしていては今までの画家と同じ道を歩んでしまう。
僕はその画家の常識を突破してしまったので日本でものんびりしながら絵を描く生活を手にいれたのだ。