絵を描く仕事をしている人がしてきた活動の流れ

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絵を描く仕事と言っても画家、漫画家、イラストレーター絵本作家など様々なジャンルの仕事があるが、自分の作風にあった仕事を選ばなければならない。

 

 

なぜなら描きたくない絵を仕事だからと言って描いていると少しづつモチベーションが下がってしまい、いつしか絵を描く事が好きではなくなってしまうからだ。

 

 

 

絵を楽しく描けなくなると作風にもその様子が現れてしまい、好きな仕事をしているという充実感や達成感もすべて失われていってしまう危険がある。

 

僕は世界をまわりながら画家として絵の仕事をしているが、常に刺激があり楽しくないと思う事は一度もなかった。

 

 

今回は絵の仕事をしている人がどのように行動してきたのか?

 

 

その一般的な流れを説明していこう。

 

とにかくスキルをつけないと始まらない

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やはりどこの会社も誰でも描ける絵よりもその人にしか描く事ができない絵の方を優先的に欲しがるのは当然であり、会社が欲しい人とはその会社にあった作風を描ける人の事を言う。

 

 

例えばRPGゲームの世界を描く会社に入りたいのなら、自分だけしか描けないファンタジーの世界を生み出すスキルが必要とされたり、挿絵の仕事がしたいのならその物事を忠実に再現して絵にする事ができるスキルが必要だ。

 

 

 

絵が好きでも得意、不得意なジャンルがあると思うが、得意な方のスキルをのばし、他の人には真似できない技術を身につける事が絵の仕事につながる道への大きな基盤となる。

 

自分の作品を世に出すために行動に移す

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自分の中で絵への自信がついたのなら、次はその作品を見てもらえる環境をつくる必要がある。

 

会社に持っていくならポートフォリオを制作したり、画家になりたいのなら個展や公募展に出展して多くの人の目に止まるチャンスを自分自身でつくり上げるしかない。

 

 

 

僕の場合は初めはSNSやアメブロで絵を公開したりして、多少の仕事をもらえたがやはり生活できるレベルではなかった。

 

そのため世界43ヶ国以上を絵の修行や仕事の取り方などを勉強しながら旅をした結果、多くの友人やクライアントさんとも出会い海外で絵だけで生活できる術を身につける事ができた。

 

 

 

個人的には人に見てもらえる環境をつくる事にお金を投資する事で、チャンスをつかむ可能性が広がるのではないかと思う。

 

 

 

何の知名度もない状態の人が小さい個展会場を借りて、グループ展をすればお金もかからないが絵を買う目的できたり、会社への引き抜きに来る人もあまり多くはないだろう。

 

 

 

それより東京や大阪で人が大勢くるような場所を借りてグループ展をする方が費用は高いが、絵を必要としている会社の人がくる可能性が多いにあるし、もちろん個展の宣伝費も必要になってくるが、絵の仕事につながる確率が格段に上がる事は事実だ。

 

 

 

僕の場合は手持ちのお金をすべて世界をまわる費用にまわす事にした。

 

SNSで有名になる事もある

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この時代に生まれてよかったと思う一つがインターネットが全世界をつないでいると言う事だ。

 

 

昔では絵を描いてからすぐ違う国の人に見てもらうなんて事はできなかったが、今の時代はSNSが普及しているためすぐに見てもらう事ができる。

 

世の中にはこのSNSに毎日絵を投稿して有名になった画家や仕事をするきっかけをつかんだ人は大勢いる。

 

 

 

しかし、これは毎日続ける根気強さや、運も必要とされている。

 

 

 

一番効率がいい方法がSNSを利用しながら自分自身の足で行動に移す事が仕事を得るチャンスをつかむ可能性が広がる。

 

まとめ

おおまかな流れは

 

「会社にあった絵のスキルアップ」

 

「絵を世に出す活動」

 

「就職、クライアントさんを持つ」

 

と言う感じになる。

 

しかし画家は少し特殊で、会社や他の誰かに合わせた絵ではなく自分自身の思い描く物を認めてもらう必要がある。

 

 

 

僕の場合、どこかの会社に入って自分の描きたい絵を描けない生活を嫌う、ただの社会不適合者である事がわかったため自由に描いて生きていきたいと言う思いから画家として世界へ旅にでる活動をしてきた。

 

 

 

チャンスは待っていてもやってこない。

 

 

 

絵を描く仕事を現実にするチャンスは自分でつくり上げていくしか道はないのだ。