画家になるとどのくらいの年収を得る事ができるのか?
その前に絵の仕事だけで食べていけるほど稼げるのだろうか?
このような質問メールを頂いたので今回はその事について語っていこうと思う。
絵を描くのが好きで、それを職業にしたいと夢を抱いている人は多い反面、それを現実にできずに諦めていく人の割合の方が多い事は今の日本のアート業界の現状を見れば明らかである。
年収うんぬんの前にまずはなぜ日本では画家になれない人の方が多いのかという事を説明しなければならない。
この世界画家旅人でも何度か話しているので詳しい事は省略するが、今の日本のアート業界は海外と比べても明らかに大幅な遅れをとっている事に気づいている人もいるのではないだろうか?
それになぜ大幅に遅れているのかというと海外では当たり前とされているセルフプロモーションを日本では学べない事も原因とされている。
セルフプロモーションとは簡単に言うと芸能界でいう「キャラ作り」である。
コリン星やちぇるちぇるランドなんてない事はわかりきっている事ではあるが、そこから不思議なキャラクターを生み出し、うなぎのぼりに人気が向上している。
これを素人がするのは困難・・・
っとは言えない。
なぜなら僕の事何て誰も知らなかったが、今では旅をしながら絵を描く仕事をしている。
絵の売上も上々でこの先もお金に困る事もないし、年収も月日が経つにつれて上昇し続けているからである。
ハッキリ言って僕のような生活をしている画家は日本には1人もいないと断言する事ができる。
ちなみに僕がどのような活動をして今の生活を手にいれたのかはZiNARTメールマガジンを読んで頂ければ理解できると思う。
画家として生活するのなら画力も必要であるが、素人画家なりのセルフプロモーションの活用方法を学ぶ必要がある。
もちろん公募展や個展をして一発逆転というような王道の道も存在するが、それではひと握りの人しか成功する事ができないし、その前に日本のアート業界の現状の厳しさから挫折する人が多く、それによって成功する可能性は極端に低くなると言える。
このような事を踏まえて今一番現実味のある画家になる流れとしてはまずは画力向上。
そして次にどのようにあなたという人間を世にだしていくのかというセルフプロモーションを学ぶという事である。
ちなみにこのセルフプロモーションは日本の芸大や美大にいっても学ぶ事はできない。
なので僕ハワイで出会ったシュビというアメリカ人からその方法を事細かに学び約1年間勉強しながら実践してきた。
その結果が今の自由な生活である。
僕は会社を起こしたわけでもなく、従業員も雇っているわけでもないので時間を自由にコントロールする事ができる。
好きな時間に起き、食べたいものを食べ、絵が描きたくなればビーチの前で絵を描く。
眠くなれば海の音を聞きながらビールを飲んで昼寝をし、熱くなればそのまま海に飛び込んでリフレッシュする事もできる。
そして日本食が食べたくなれば、すぐに航空チケットを購入して一時帰国する事もできるのだ。
それに年収が旅費を上回る事もなく、画家としては結構贅沢な生活をしていると思う。
それもこれも絵の修行をしにオーストラリアを旅した事から始まり、その中でセルフプロモーションの大切さを学ぶ事になり、素人画家に合わせたプロデュース方法を勉強した事からである。
もしも、今現在絵で生活できていないと言うのであれば個展や公募展にだす前にセルフプロモーションを勉強した方が良いのかもしれない。
日本画家では初めてのその方法も僕のメルマガで語っているので興味がある人は是非。