動画の最後に登場する天使の手によってアンモナイトの作品がえらいことになってしまった。
整った顔立ちに綺麗に清んだ目、天然の金の髪をかき上げながらその天使はまだつたない英語で僕にお願いをしてきた。
「僕も絵描きたい〜」
可愛すぎる・・・
アンモナイトは大切な作品ではあるが、その可愛さには勝てずに承諾してしまった。
「まぁ小さく描くなら問題ないか・・・」
最初は直径5センチ程度の範囲を描いてもらうルールでお願いした。
しかし、天使からするとそんな事は関係ない。時折Tシャツでヨダレを拭いながら少しずつ絵具を載せる範囲を広げていく。
「おお・・・結構いくね〜」っと思いながらも喜ぶ姿に何だか僕も楽しくなってきた。
最終的には完全に直径5センチルールをやぶっていたが、喜んでくれているので僕も満足感でいっぱいになった。
ワイキキビーチに生えるバニアンツリーの根元でライブペイントをしていると様々な人が話しかけてくる。
地元の人にはすでに名前と顔を覚えてもらえているので「来年も会えるの楽しみだね!」っと言ってくれる事が嬉しくて毎年ハワイでライブペイントをするのがさらに楽しみになってきた。
あと残すところ4日しかないが、最終日までこのまま全力でライブペイントをして人との繋がりを増やし続けていこうと思う。
ライブペイントに必要なもの
ライブペイント初日から絶対に必要な看板を設置するのを忘れていた。
急遽ハワイの木材屋さんに向かい、インスタグラムのIDを記載した簡単な看板を製作してライブペイントの手前に設置したのだが、これだけでかなり効果があり、フォロワーも急激に増えていた。
知らない間に後ろから写真を撮られてSNSで拡散されていたり、直接看板からフォローしにきてくれる人が増えたためだと思われる。
ハワイライブペイント初日から設置していれば今よりもさらに増えていた事は間違いないと悟り、今更ならがらかなり後悔している。
次回のハワイライブペイントではもっとちゃんとした看板を日本で製作してから挑むようにしようと思う。
ドローン飛行の恐怖体験
ハワイライブペイントのためにドローンを購入したのだが、大阪は車で都心から離れないとフライトできる場所がない。
さらにその時は嫁が妊娠中だったので遠出ができず、練習もしないままハワイで初フライトをする事になった。
実は我慢できずに一度だけマンション室内でドローンを起動してしまったのだが、操作方法がわからず、空中に浮かぶドローンを見ながら操作方法を調べる事に。
「バルルルルルルル!!」
いつの間にかプロペラが壁をえぐり始めた。
焦った僕はドローンを手でつかみ力ずくでドローンを壁から引き離すが、思っていた以上にドローンの力が強い。
さらに、焦っていたのでコントローラーを床に置いてしまい、電源停止ボタンに手が届かない。
ドローンを離すと再び壁をえぐり始めてしまう・・・
無理やり押し戻すと「ピーピーピー!!!」っと警告音が鳴り響き、僕をパニックにさせる。
それをみて嫁がニヤニヤしている。
仕方なくそのまま本体の電源ボタンを無理やり押して停止させた。
ドキドキして足が震えていた。
焦るといい事なんて一つもない。
明日はダイヤモンドヘッドを上空から撮影するために、まずは焦らずに飛ばせるようじっくり練習から始めようと思う。
PS.
沖縄に移住してビールを飲みながら毎日ビーチで絵を描いてドローンも飛ばして面白い映像を撮影しようと思うので、沖縄に来る方は是非会いに来ててほしい。
あと、東京と大阪で飲み会相談会もしようかなと思う。
待ってくれている人も100人くらいいるので全員と会えるわけではないし、僕は大人数が苦手なので少しずつ会って行く事になる。
飲み会相談会はいつものようにメルマガで告知するのでお楽しみに。
待ちきれないという人は沖縄に遊びにきてほしい。