僕はこれまで画家の仕事をしながら世界43ヶ国以上を旅してきた。
日本では画家として生きて行くのは難しいと言われているが一度海外へ行き、様々な経験をすれば日本に帰ってきた後でも
画家として生きて行く事は十分に可能だと確信している。
ではなぜ画家になりたい人が一度海外へ行くと日本でも有利になるのか?
僕の経験から得たその5つの理由を公開して行こうと思う。
海外で起きた実体験を話して相手の興味をそそる事ができる
僕は初めて会う人には今まで何をしてきたかを話すようにしている。
特に海外で3年間旅をしてきた中で得た面白い話や、不思議な話、危なかった話、画家としての活動の話、などの話をすると
相手が興味を持って僕に接してきてくれる様子がよくわかる。
旅で経験してきた本当の出来事を話すと説得力もつくので、相手が信頼してくれて積極的に連絡をくれるようになるので、僕の場合はここから仕事に繋がる事が多くなった。
『人に見せる』という形を見つける事ができる
画家になりたい人や、絵で食べて行きたくて悩んでいる人の多くはグループ展などで知り合いや友達と絵の展示をしているが、もしもあなたがこれから絵で生きて生活したいと思うのなら、あなた流の個性あふれる見せ方を考える事も必要だ。
日本人で画家になりたい人は、海外で個展などをひらいて海外での知名度を上げている人が多い。
その中で英語を話す事もできない画家は大勢いるが旅をしている中で学ぶ事もできるし、話せなくても日本人は世界各国にいるので、その人達との出会いをきっかけに個展を開くという事もあるようだ。
僕の場合はライブペイントをメインに活動しているが、これからは日本に一時帰国して長期滞在する時は東京での個展と海外での路上パフォーマンスを中心に自分の作品を世に広めていこうと思っている。
あなたの絵を自分の物にしたくなる衝動が起きる
これは、まず第一に絵の画力や個性が必要なのだが
「海外で絵を描いている」
と言うだけで日本人は、その人を尊敬する傾向にある。
海外に行く事に臆病になっている人からすると海外に出て活動している人を羨ましくも思い、それと同時に自分にはできない事をこの人はしている。
っという思いが尊敬に繋がるようだ。
そしてその中に絵に興味がある人達がいれば
「あなたのこれまでしてきた活動」「あなたを尊敬する気持ち」「あなたの絵の個性」
を知った時にあなたの絵を私物にしたい意欲が高まる。
これからどう動けばいいか鮮明に見えてくる。
目的を持って旅に出るとそれを達成した時に自信もつくし、スキルも身に付ける事ができる。
海外に行くと刺激が毎日舞い込んでくるだけではなく、様々な手法で売られている絵やアート作品を見る事によって自分にもできる事が見えてくるものだ。
ここで注意して欲しいのが
目的もなくブラブラ旅行気分で旅にでてしまうと楽しい思い出で終わってしまう。
海外へいく前に今のあなたには何が必要か?
どんなスキルを得なければならないのかを考える必要がある。
外国の人との交流が増え支援してくれる人も現れる
日本では絵に興味はあってもお金を出してまで買う人は少数だが、海外では絵によっては数百万でも買いたいという人が大勢いる。
そんな人達と繋がりを持つチャンスは旅をしていると格段に上がる
僕も実際旅にでてからfacebookの外国人の友達が急激に増
特にオーストラリアとアメリカでは、多くの富裕層の人達と繋がりを持つ事ができたし
絵の説明や僕がこれまでしてきた活動を伝えると、その場でお金を出して買ってくれる人もいたり、
まとめ
海外に行く最初の一歩は様々な不安が付きまとうが、その一歩すら踏めないと何も進まない。
行動しなければ何も起こす事はできないのだ。
僕が画家は海外にいく事をお勧めしているが海外移住する必要はない。
ただあなたの経歴に強いインパクトを残す事によって、今後の活動にも有利に働くので一度世界を見てはどうだろうか?