座間味のキャンプ生活は最高だ。
沖縄にきたらやはり離島に来なければ気がすまない。
毎朝太陽と共に目覚め、海へ行く。
歯磨きをしてからキャンプ場の目の前に広がる奇麗な海に飛び込む。
ウミガメ達も藻を食べに来ているるので当たり前のように会う事ができる。
そんな爽快な気分で毎朝目覚めている。
これが僕のパワーが最大限に引き出される生き方である。
その後、シャワーを浴びにいく途中、1人でキャンプをしていたおじさんに
「ZiN君朝食いる?」
と話しかけてもらった。
実はこのおじさんとはテントが近かった事もあり、昨日一緒にお酒を飲んで話をしていたのだ。
僕は彼の事を蘆野のおじさんと読んでいる。
蘆野さんのつくる朝食はシンプルでスクランブルエッグとウインナーを塩こしょうで炒めてご飯の上にのせるスクランブルエッグ丼。
自然の中で食べる無駄な調味料を入れないシンプルな味に大満足だった。
朝食を食べると蘆野さんはもう一眠りすると言い、ハンモックで横になったので、僕も今日はビーチでのんびり読書でもする事にした。
キャンパスは組み立てたものの下書き以降まだ何も手をつけていない。
久しぶりの沖縄にテンションが上がりきってしまった僕はキャンプ生活2日目になってもまだ絵を描き始める気分にはならなかった。
僕は自由に仕事をする時間を自分で決める事ができる。
それもこれも今ままで旅にでて絵を描いて自由に生きるための知識を積んできた結果がこのような生活を生み出している。
絵を描く気分でではない時は絵を描かずにその瞬間にやりたいと思った事をする。
会社では決められた休み時間に休憩する事しかできないが、その状況が我慢できなかった僕は何とかして今の自由気ままな画家生活を送りたいと強く思ったのでここまでたどり着く事ができた。
そして、僕は何でも読む。
小説もマンガも雑誌も・・・
たまに人間の心理学の書なんてのも読む。
しかし、ビーチで本を読むのにはもう一つの楽しみ方がある。
古座間味ビーチの売店の前にあるテーブルや椅子のしたの日陰で寝転びながらビールを飲んで読書をして、そのまま気持ちよすぎて眠ってしまう楽しみ方。
これは時間の無駄ではない。
「これだけ自由な時間を得ながら絵を描く仕事ができているなんて最高だ」
そのような事を考えながら眠りにつく瞬間に僕は幸せを感じる。
この瞬間も十分な収入が発生しているのでお金がないと焦る必要もない。
なんて自由な人生なんだ。
僕は今もそしてこれからもこの生活を続ける事になるだろう。
僕がZiNARTメールマガジンで伝えている事はこのような画家として生きる方法を伝えている。
どうしてこのように絵を描きながら自由な生活ができるのかは長くなってしまい、面倒なのでここでは話さない。
興味があればZiNARTメールマガジンを読んでおいて欲しい。
南国の爽やかな風を感じながらいつの間にか寝てしまい、目が覚めた時には空が赤色に染まり始めてきていた。
さて、キャンプ場に戻って何をしようか?
そんな事を考えながらキャンプ場に行く途中にあるスーパーで食料を買う事に。
昨日はボンカレーだったので今日はチキンライスでも食べようかと思い、鶏肉と野菜を購入してからキャンプ場に向かう。
キャンプ場では朝からハンモックで寝ていた蘆野さんがまだハンモックで寝ていた。
蘆野さんもここでは自由な暮らしをしている。
仕事は何をしているのだろう?
そんな思いがあったが、なぜか僕もその事については触れなかった。
後にこの蘆野さんの凄い職業が明らかになり、僕を驚かせる事になるがそれはまた次回話していこう。
晩ご飯の準備のため、キャンプ場に設置されている調理場でご飯を炊いて、その待ち時間を蘆野さんと話をしていると、
「ZiN君、晩飯食うか?」
と言って味噌肉炒め料理を作ってくれた。
ちょうどご飯を炊いていたので、おかずにはちょうど良い。
そしてビールもごちそうになってしまった。
この後の座間味でのキャンプペイント生活ではご飯を作ってくれるおじさんが沢山集まってきたので食費に関しては一切お金がかからなくなる。
実際座間味に来てまだ2日だったこの時点でもビールとボンカレーしか買っていない。
最近、沖縄の旅の費用について質問されたのでここでまめ知識として記載しておこう。
沖縄の旅費を格安に済ますためには?
沖縄旅行を格安に済ますならスカイスキャナーと言うアプリを使って一番安い日にちの航空券を買えば片道4000円程度で沖縄に行く事が可能。
それから座間味のキャンプ場を利用すれば一泊300円ですむので普通に旅行に行くよりかは格安で旅を済ます事ができるし、長期滞在してもお金の出費はあまりない。
別に出費を抑えていたわけではないのだが、旅をしている時は僕のまわりには自然とこのような親切な人が集まってくるのだ。
恐らく旅で起きた様々な事を語っている内に僕の考えている事が自然と伝わったからだと思う。
画家になる方法を発見して本当によかった。
この方法を知らなければ蘆野さんともこうしてのんびりしながら自由気ままに話をする時間もできていなかったと思うので。
「明日は何をしようか?」
と毎日ワクワクしながら生活できる。
これ以上の幸福はないし、これ以上の幸せは望んでいないのだが、自然と幸せが歩み寄ってくるようになった。
僕はこの幸せを画家を目指している人に伝え、同じような生活ができるようになるために情報を発信しているのだ。