座間味を100倍楽しめる観光の仕方を画家が語る

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夏の日本に滞在する時、僕は必ずある島に滞在する事にしている。

 

絵の具とキャンパスをカバンに詰め込み、その島でキャンプペイントをしながら日本の夏の島を満喫するために。

 

そこには世界の中でも指折りの美しい海を見れる天国のような島がある。

 

この島へ行くとき、僕はまるで小学生の夏休み前のような気持ちでワクワクが止まらなくなるのだ。

 

座間味島

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自然豊かで天国のような島・・・

 

それはいくつもの島や無人島などが点在しているケラマ諸島の中にある座間味と言う島・・・

 

沖縄本当から西に高速船で1時間、フェリーでは2時間走った場所にある小さな田舎の島だ。

 

ここには世界のダイバーを魅了するほど透明度の高い海が広がっており、綺麗な珊瑚礁や可愛いクマノミなど様々な魚と一緒に泳ぐ事ができる。

 

楽しみ方

座間味に行ってどのような楽しみ方ができるのか?

 

2ヶ月間この島でキャンプペイントを満喫した。

 

その僕の体験した座間味の楽しみ方というものを知っておけば

普通の観光客の100倍は楽しむ事ができる。

 

是非この楽しみ方を実践して欲しい。

 

高級魚を釣る事ができるポイント

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沖縄で有名な高級魚のミーバイやアーガイが簡単に釣れるポイントが阿真ビーチから歩いてすぐの所にある。

 

阿真ビーチから見える3つの山の場所にポイントがあるのだが、ここまで歩くには引き潮のお昼の時間しか行く事ができない。

 

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ビーチ沿いを一番左の山と真ん中の山の間を目指して10分程歩くと、そのさらに奥の左側に10メートルほどの岩山があり、その向こう側に足のスネほどまで海に浸かったポイントがある。

 

そこから竿を入れるとすぐ下の岩影に高級魚が集まってくるのだ。

 

 

 

ただし引き潮の間に帰ってこなければ、満ち潮により水位が上がって帰る道が海に浸かってしまうため、帰ってこれなくなってしまう場合があるので注意が必要だ。

 

 

 

満ち潮、引き潮の時間はインターネットで簡単に調べる事ができるので事前にチェックしてから行く方がいいだろう。

 

僕はここで魚を釣り、キャンプ場にある調理場で魚をさばき煮付けや刺身にしてビーチで夕日を見ながら食べるのが最高の時間となっていた。

 

透明度の高い海とビーチ

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座間味には7つほどのビーチがあるが、どれも透明度の高い海が広がっている。

 

僕のお勧めするのがフェリー乗り場からでも歩いて行ける距離にある座間味ビーチ

 

海を眺めながら食事を楽しむ事もでき、砂浜も白く美しく輝く。

 

 

 

海へと潜ると様々な種類の魚達や奇麗な珊瑚礁が待っている楽園のような場所。

 

それが座間味ビーチだ。

 

ケラマ諸島が国立公園に認定されてから泳げる区域が決められてしまったが

それでも十分楽しむ事ができ、子供連れの観光客も楽しめる平和なビーチだ。

 

レンタルバイク

レンタルバイクは50ccのバイクだと

1時間:1500円
3時間:2500円
6時間:3500円
9時間:4500円

でレンタルする事ができ、島を一周するだけなら3時間あれば十分に堪能できるだろう。

 

南の島の雰囲気や風を感じるにはレンタルバイクで島を一周するのが一番いい方法だ。

 

島の北側にあるホエールウォッチングをする事ができるクジラ展望台で、お昼ご飯を食べながら座間味の絶景を楽しんだり、島の西にある夕日が一番綺麗に見える海岸へバイクなら数分で行く事ができる。

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天の川も見える満点の星空

街の明かりが少ない座間味の星空では満点に輝く星を見る事ができる。

 

僕がキャンプ場で2ヶ月間ライブペイントをしている時は満点の星空の下お酒を飲み、ハンモックに揺られ、波の音を子守唄がわりに聴きながら眠りにつく最高の生活をしていた。

 

 

星空を見ていると一つだけ動く星を見る事があった。

 

 

ヘリコプターや飛行機などではない・・・

 

 

本物の星とあまり変わらない輝き方をしているので、UFOと間違えそうになるがこれは地球のまわりを回っている人工衛星の光なのだ。

 

 

人工衛星を肉眼で見る事ができる島・・・

 

それが座間味なのだ。

 

美味しすぎる天ぷら

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フェリー乗り場から少し歩くと見えるオレンジ色の建物の反対側に漁港の魚を売っている小さなお店があり、その中で新鮮でとれたてのマグロ、イカ、カツオなどのお刺身や天ぷら、そして珍しいサメの天ぷらも食べる事ができる。

 

 

 

僕は運がよかったので沖縄でもかなり珍しいマンボーを刺身やソテーにして食べる事ができた。

 

マンボーが漁港にあがると沖縄の人でも大騒ぎしていたのでよほど珍しいのだろう。

 

マンボーは一日で完売するほど人気だが、タイミングさえ合えば食べる事ができる。

 

宿

ここには多くの民宿があり、僕は外国人とこの島に来る機会があったので

座間味インターナショナルゲストハウスを利用していた。

 

外国人が泊まっているので、英語の勉強をしたいなら、ここでのんびり生活するのもいいかもしれない。

 

ほかにも映画の撮影に使われた

「島宿あかばなー」

 

簡単にウミガメに出会えるビーチの近くにある

「ロビンソン」

 

海のそばにある大人数で泊まればお得な

「鯨の里コテージ」

 

など様々な楽しみ方ができる民宿やコテージがある。

 

キャンプ場

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島のフェリー乗り場から出て海沿いにある道路を左に曲がり、バスで2分ほどの場所にある阿真ビーチにはキャンプ場もあり、テントをここの受付宛に宅配で送っておけば1泊300円でテントをはってキャンプ生活を送る事ができる。

 

簡単にウミガメに会えるビーチ

キャンプ場の目の前にはウミガメが泳いでおり、満ち潮の時に潜ればかなり高い確率でウミガメに遭遇する事ができた。

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潜ってみてウミガメがいない時の方が珍しいほどだった。

 

海外でウミガメに何度も遭遇しているが、座間味のウミガメは人間が近くにいても離れもせず近寄りもせず、岩にはえている藻をひたすら食べている。

 

Wi-Fi設備も完璧なキャンプ場

宿にはもちろんの事、座間味のキャンプ場にもWi-Fi設備が管理されている。

 

恐らく国立公園に指定されて、外国人の観光客が増えたためではないかと思われる。

 

キャンプペイントとは?

その名の通りキャンプをしながら絵を描く生活を送る事だ。

 

キャンプペイントは絵の活動を広める事よりも、ただ島でゆったり絵を描き一つの作品を集中して描き上げる事が目的だ。

 

僕がキャンプペイントにハマったのは、オーストラリアのバイロンベイという街。

 

かなり集中して絵を描く事ができる事を知り、日本でキャンプペイントをするなら間違いなく座間味が最適な島だと思う。

 

時間の流れもゆったりしていて外国人の観光客も多く訪れ、子供達も興味深くみていた。

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島で絵を描いていると感性が刺激され新しいアート作品を生み出す事ができる、それがキャンプペイントの良い所だ。

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画家になりたい人や絵を集中して描きたい人は是非このキャンプペイントを体験して欲しい。