バイロンベイから西に1時間ほど走ると、ジュラシックパークのようなジャングルの中に神秘的な滝がある。
その名もProtestors Falls(プロツターズ・フォールズ)
Googleでプロツターズ・フォールズと検索すると、MAPには出てくるようだが他の詳しい情報は何もでてこない。
ここは日本人にはあまり知られていない観光地であり、英語の読み方も間違えている。
正しくはプロテスターズ・フォールズと読むのだ。
プロテスターズ・フォールズへの行き方。
僕はアーティストが集まる街バイロンベイに長く滞在していたので、車を持っている日本人の友人がここまで連れていってくれた。
スマホのgoogleマップが使える場合は、そのまま地図にそって車を走らせればいいのだが、もしもスマホを使えないのなら、バイロンベイにあるプリペインド式のWi-Fiを飛ばすものを購入する必要がある。
もしかすると、今では観光バスが出ているかもしれないが、それは調べておいて欲しい。
もしくは、このバイロンベイには日本人が数多く滞在しており、誰かしら車を持っているので皆でシェアして行けば、かなり安くでプロテスターズ・フォールズまで行く事ができる。
滝へ行く途中に変な動物が・・・
プロテスターズ・フォールズへと向かう道中は、山の中を走るので自然豊な景色を見る事ができる。
そして人里離れた場所に家畜を飼って生活している人達もいるのだ。
その風景をみながら車はどんどん山の中へと走っていくと一瞬何なのか分からない動物が見えた。
「何かいた!車止めて!」
と言い、すぐに今見た動物の方へと向かう。
木でできた柵の中でボーッとこちらを観察している黒い生き物。
ここからでは遠くてあれが何の動物なのか確認できない。
僕はどんどん近づいいった。
しかし、そいつは逃げようともはしない。
かなり近くまで近づいて望遠レンズでその姿を確認した。
「なんだこの生き物は?」
アルパカなのか?ラマなのか?
毛がないので何なのか分からなかったが、一応記念撮影をしてその場を後にしたのだった。
ジャングルを冒険して絵を描く
バイロンベイから1時間程で到着した。
入り口からすでにジュラシックパークのような世界観で僕の冒険心をかき立ててくれる。
大きな草木や見た事もない植物の中を奥へ奥へと進んでいく。
この自然の中を僕はバイロンベイで買ってきた
アボカドをかぶりつきながら冒険する。
最高の気分だ。
ここへ来た目的は第一に日本人があまり知らないという事に興味をそそられたが、その他にも絵の参考になる景色を見る事が出来るかもしれないと考えたからだった。
その予感は的中する。
もののけ姫のような世界観とジュラシックパークのような、ジャングルのコラボレーションのような環境に、僕のインスピレーションは滞る事なく湧き出てくる。
何て素晴らしい形なのだろう・・・
まさに自然が生み出すアートを見ているようだった。
このジャングルに流れる奇麗なわき水を飲みながらさらに奥へ進むとようやく到着する。
今までで一番凄い滝を見た!
ジャングルの中を通るといよいよプロテスターズ・フォールズが見えてきた。
その大きさと美しさに皆、雄叫びを上げている。
動画や写真では伝えきれていないかもしれないがかなり大きい滝壺である。
この右下の人を見てもらえればどれほど大きな滝か分かってもらえると思う。
滝のまわりは壁に囲まれており、その滝壺の真ん中に滝が落ちるようになっていて、太陽の光が当たっているので、ずっと虹が見えるようになっているのだ。
本当に美しい場所だ。
滝が滝壺の真ん中に落ちるようになっているので、そのまわりを壁伝いにわたる事も可能。
僕はこの景色を見て様々な絵のインスピレーションを受けた。
僕は自分の頭の中の世界を描いているが、その世界をより鮮明にするため、このような景色を見るようにしている。
ちなみにここからインスピレーションを受けて描いた絵がこちらの世界。
この作品はこのまま横に繋がっている作品で
ハワイでこの作品を描き続けながらライブペイントをする予定を立てている。
世界を旅する画家のまとめ
十分満喫できたので帰りにバイロンクッキーを食べながらバイロンベイに引き返す事にした。
このような場所に行くと画家にとって必要なインスピレーションを得る事ができる。
旅は僕にとって欠かせない人生の一部になっている。
旅をしているだけで知らない事を知る事もでき、さらにそこから絵の根源をもらえる事もあるのだ。
もしも今絵を描いているが、何を描いていいのかわからなくなったと言う悩みを持っているのなら、今の現状を抜け出すため、絵を描く道具を持って一度違う環境に実を投じる事をお勧めする。
僕のお勧めはオーストラリア。
オーストラリアには世界中から観光客が訪れる場所でもあり、外国人は日本人よりも絵に対する価値観が全く違うので、絵を描いて収入を得る事も可能となっているので。
しかし、
日本に滞在しながら絵を描いて生きていきたい
と考えているのなら僕のZiNARTメールマガジンでその方法を紹介している。
日本で画家人口を増やすプロジェクトも企画しているので
興味があれば是非下の無料登録フォームから僕の情報を受け取って欲しい。