サメと泳ぐナイトダイビングで事件を目撃してしまった話

スキューバーライセンスを取得するために

グレートバリアリーフの上に浮かぶ船の上

で一泊した。

 

前回サメダイビングの話をしたが、

その時に事件は起きた。

cairns_samedive

 

まき餌をしてサメを誘きよせている所を

僕は船の上から見下ろしていた。

 

 

僕に教えてくれたインストラクターは一足先に

海面に浮かびながらナイトダイビングを予約

しているお客さん達が海に飛び込むのを待っていた。

 

ツアー参加者全員が無事そろい

2人ずつペアになり順番に潜っていく。

 

 

お客全員が潜ったのを確認した

インストラクターは後を追うように

海の中へ沈んでいく。

 

 

 

ほんの5秒程でインストラクターの

姿が見えなくなり、僕はその光景を

コーヒーを飲みながら何となく見ていた。

 

 

 

 

 

小さい泡がブクブク海面の上に浮かんでくる。

 

 

 

 

その浮かんだ泡を観察していた。

 

小さい泡を追いかけるように

少しずつ大きな泡が浮かんでくる。

 

 

 

何かおかしい・・・

 

 

 

泡が一向になくなる気配がない。

 

 

 

そう思った瞬間・・・

 

とてつもなく大きな泡・・

と言うより大きな空気の固まり

海面に浮上してきた。

 

海面にでる瞬間

大きなクラゲのように見えたので

何だこれは?と思っていると

先ほど後を追ったインストラクター

も一緒に浮かんできた。

 

 

 

「とれたー!」

 

 

 

彼のボンベからのびている

酸素を送るチューブが

勢いよく四方八方に暴れている。

 

インストラクターは叫びながら

必死で暴れ回るチューブをつかもうとしているが

動きが早いので中々つかむ事ができない。

cairns_instpanic

 

海面で一人パニックになっているインストラクターを見ながら

コーヒーを飲み、明日の事を考えていた。

 

 

 

今日でこの海の生活は終わり。

 

無事にライセンスを取得する事ができたので安心した。

 

明日は公園で絵を描く生活に戻る事にする。

 

 

 

この数年後・・・

世界を旅する中でガラパゴス諸島にいく事になり

そこでハンマーヘッドシャークと言う

頭がトンカチのような形になっている

サメと一緒に泳ぐ事になる。

 

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プロフィール
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世界画家旅人:ZiN

高校2年生の時に画家を目指す事を決断する。22歳の時にようやくデザイナー専門学校に通い学費を稼ぎがら毎日睡眠2時間、1日50円しか使えない超貧乏学生時代を経験。

画家になるために海外に絵の修行へ行く。画家として活動しながら世界43ヶ国以上を旅をしている。

2017年10月第一子誕生。
画家を目指し始めてから10年以上の努力が実を結び、ようやく絵で生活できるようになり、毎日絵を描きながら家族と自由気ままな生活を送っている。現在はこれまでの旅の経験と出会いを利用して日本でその才能が埋もれてしまっているアーティストに海外からの絵の仕事を紹介している。

毎年正月はハワイでライブペイント。毎年2回は沖縄、東京で個展をし、NYでも開催予定。
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