ハンガリーでバスキングの聖地を発見した。
ハンガリーを訪れた僕だが、この国にこれといった目的はなかった。 ただ友人と落ち合う約束をしている次の国にオーストリアまで行くのに通過する一つの国としか考えていなかったのだ。 しかし、この時僕はまだ知らなかった。 ハンガリーがバスキング大国だという事を・・・ 僕は世界中を絵を描きながら旅をしている。 日本と違って売る商品がなくても普通に路上で絵 […]
ハンガリーを訪れた僕だが、この国にこれといった目的はなかった。 ただ友人と落ち合う約束をしている次の国にオーストリアまで行くのに通過する一つの国としか考えていなかったのだ。 しかし、この時僕はまだ知らなかった。 ハンガリーがバスキング大国だという事を・・・ 僕は世界中を絵を描きながら旅をしている。 日本と違って売る商品がなくても普通に路上で絵 […]
いくつも積み重ねられた大きくて丸い藁の塊が太陽の光で黄金に輝いている。 地面に生えた雑草をムシャムシャと、無心で食べている牛達を眺めながら僕はその藁の頂上に寝転がり、これまでの旅の思い出を振り返っていた。 オーストラリアへ画家として生活できる方法を探す旅にでて、それから約2年ほど滞在していた。 オーストラリアでは意外と簡単に絵を描いて生活できる方法を発見してしまい、旅を […]
体中のあちらこちらに鉛を埋め込まれたかのように重く感じる。 少し体をひねるだけで背骨や、肩の関節がパキパキと音を立てている。 「あぁ~疲れた~」 僕はシャワールームで独り言をつぶやきながら汗と土汚れでドロドロになった体をシャワーで洗い流していた。 スロバキアで丘の上にある廃墟の城「スピシュ城」を訪れ、次に描く絵のインスピレーションを頂けたので […]
焦げるような太陽の下、ほのかに香る雑草の上で僕は何度も何度も飛び跳ねていた。 スロバキアの文化遺産であるスピシュ城をバックに三脚に一眼レフをセットして一人で写真を撮っていたのだが、面白みのある写真が撮りたくなり、空から城に向かって降ってくるような自分の姿を撮影する事にした。 ピーピーピーッカシャ! シャッターが切れる瞬間にジャンプをする。 & […]