絵のタッチや世界観を確立したい人の悩み

絵を描いている人の中には

まだまだ自分の絵のタッチや

作風をどのようにしていけば良いのか

分からず、思い悩んでいる人も多い。

 

オリジナリティーを出したいけど

何から始めていいのか分からない人達からの

相談メールもかなりの数届くようになった。

 

例えばこちらの相談メール。

 

■イラストレーターで会社員として

働いているHさんからのメール相談

 

ZINさん。はじめまして。

 

現在イラストレーターとして会社に勤めています。

 

会社に拾ってもらって絵関係の仕事につけた当時は

本当に嬉しく、やりがいも感じていました。

 

しかし、お客さんからの要望で「こう描いて欲しい」

という事をお手本を渡されて頼まれる事が多く、

その都度お手本のタッチに合わせて描いています。

 

その状況が続いていたので今では

段々とモチベーションが下がってきて

しまい、絵を描くのが辛くなってきてしまいました。

 

 

このような状況がずっと続いていたので

今では自分が何を描きたいのかも

よく分からない状況で頭を抱えています。

 

これから先、同じような生活はしたくないので

独立しようと思い、ネットで調べていたところ

ZiNさんの存在を知りました。

 

将来はZiNさんのように会社に縛られる事なく

自由にイラストを描いていきたいです。

 

今からそれに向けて作品を描きためていこうと

しているのですが、何が描きたいのかも

分からず、自分独自の世界観やタッチなどが

定まっていない状態に焦っています。

 

自分の作風や世界観を確立する方法などあれば

アドバイスをよろしくお願いします。

 

絵を描いて生きていくには

画力や表現力、独自の世界観などを

キャンパスの上で表現していかなければ

ならないのだが、そこまで到達するのには

必ず絵を描くモチベーションというものが必要である。

 

しかし、実は以外と簡単な方法で

独自の世界観やタッチなどを極める事が出来る。

ここでの簡単というのは

独自の世界観を描けるようになる事が

簡単という訳ではなく、モチベーションを

保ちながら画力を向上させる方法自体が

簡単という事なので、結局はそれを

続ける努力が必要になるので勘違いのないように。

 

僕もその方法で画力をあげる事に

成功したのである。

 

ちなみにこの作品が僕の画家人生の始まりである

専門学生時代22歳の時に描いた作品だ。

これほど絵が下手だった僕が

今の画力まで上がったその方法を

メール相談で説明したので

今日はここでその返信メールを

共有しておこうと思う。

独自の世界観やタッチはどうすれば得る事が出来るのか

何かアドバイスがあれば教えていただきたいです。

おはようございます〜!!

 

まずタッチに関して言えばこれは
画材屋さん巡りですね^^

 

画材屋さんで色んな筆や絵具やキャンパスや紙、
色々試してみてその中で「これは面白い!」と
いうものを組み合わせていく事により

新しい発見があります。

 

これは僕も今でもやっていて常に
新しい手法というものを発掘しようとしています^^

 

新しい手法を発見した時は楽しいですよ!

 

あと世界観ですが、仕事を辞めて独立するのなら
僕は海外への修行の旅をおすすめします。

 

海外を旅しているといかに自分が狭い世界観で
物事を見て考えていたのかが身にしみて理解できました。

 

そして海外のアーティストの方はやはり
のびのびとアートを楽しみながら自己表現をしているので
その中から生まれてくるものには圧倒されるものが多いです。

 

 

日本はまだまだアート業界の進展がないですからね^^;

 

 

そうなると絵で生きるというモチベーションが下がる
人も増えてきてしましますし、それと比例して
アートの質も量も海外に比べて低下してきてしまいます。

 

ここをどうにかしたいのですが、今の所
難しいので、とにかく刺激を求めて海外にいく事を
おすすめしています!

 

ようはどれだけ追求し続けながら

実験と失敗を繰り返していけるのか?

っという事にかかっているという話。

 

もしも、ここまでしても全く上達しない

と言う人の場合、間違いなく「考える」という

事が抜けているのだと思う。

 

例えば1枚描いて、どこが良かったのか?

どこがまだまだ表現しきれていないのか?

っという所を追求していき、実験的に様々な

道具を試しながら描いていく。

 

このように次に繋がる考え方を

しながら次々と描いていけば

確実に自分だけのスタイルというものは

発見出来る時がいずれはくるのである。

 

 

しかし、この過程を続ける根性すらも

持っていないのであれば、もう諦めるしかない。

 

絵の世界は簡単ではないので。

 

 

独創的な絵のスタイルを

手に入れたいのであれば地道な

努力は絶対に必須。

 

それを乗り越えられるか

乗り越えられないかでこの先の

未来は大きく変わってくるのである。

 

 

PS.

僕は22歳の時から本格的に

絵を描き始めたが、それからの

数年間は本当に苦労や試練の連続だった。

 

画家として生きていけなければ

死を選ぶ覚悟をしていたほど

この道に強く執着したので

モチベーションも下がらずに

突き進む事ができたのである。

 

今では結婚して子供もでき、

何不自由なく毎日絵を描いて

生活する事ができている。

 

もしも、あなたもこの生活を

手に入れたいのなら苦労や試練から

逃げずに常に考えながら思考を停止させずに

突き進んでいく事が重要なのだ。

 

これからは家族とのんびり沖縄で過ごして

沖縄、東京、NYでの個展や

毎年恒例の年末年始ハワイライブペイントを

して過ごしていこうと思う。

すでに様々な事を経験してきて

今があるので、もしも何か絵についての

悩みや相談があれば遠慮なく相談しにきてほしい。


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カテゴリ:相談会 

恐怖を感じる世界観・・・独特の思想で描かれた絵画作品ベスト3

人によって絵の世界観が違い、その中でも

見る人に恐怖を与える作品を描く画家も少なくない。

 

しかし怖くもあるがどこか引き寄せられるその世界観は

言葉では説明できない気持ちになる。

 

僕の作品もよく奇麗だけどどこか恐怖を感じる

と言われる事がよくあるが、

僕とはまた違う表現で描かれた画家の作品を

僕の感じた事と共に3つ選抜して紹介しよう。

 

小山田二郎

彼の経歴を知る所からすでに恐怖を感じざるえない。

 

彼はすでに他界しており、57歳の時に突然失踪し、

その後は世間との交流をせず特定の画家の仲間と

作品を描き上げていった。

 

第二次世界大戦のまっただなかで絵を描く事が

できず、愛国心が強かった日本から求められるもの

と言えば戦争をする事は好ましい事だといった表現

をしろと言うものばかりだったようだ。

 

戦争なんて誰もしたくもないし、

彼も嘘はつけなかったようで

そんな日本の洗脳しようとする

環境にうんざりしていた。

 

彼は2歳の時から難病にかかってしまい、

顔のコンプレックスから次第に人との

接触を拒むようになったと言う。

 

彼の描く作品の中にはアダムとイヴをモチーフとした

作品があるが、今までに見た事もないアダムとイヴを表現する。
出展 search.artmuseums.go.jp
koyamadajiro1

他にも様々な作品を描いており、風船のようなものに

顔を描き、少し不気味さの中に笑いの表現も組み込まれている。

 

僕が注目したのは背景の描き方である。

 

調べてみると水彩がで描かれているようだが

明らかに他の水彩画家とは違う手法をつかい

独特の表現をしている。
出展 www.art-index.net
koyamadajiro2

 

彼の作品の中には目が多く描かれているのが

特徴的で、それが何を意味しているのかは

よくわからない。

 

社会への不満をぶつけていたのであろうか?
出展 www.tokyoartbeat.com
koyamadajiro3

 

とにかく恐ろしくもあるが、その画力に引き込まれる作品でもある。

 

ズジスワフ・ベクシンスキー

恐怖の絵と言えばこの人物。

 

彼の描く作品には恐怖しか感じない。

 

日本では怖い絵はあまり人気がなく

家に飾ろうと思う人も少ないが、

アメリカやヨーロッパではこのような

恐怖を感じさせる作品を愛する収集家も

数多く存在する。

 

僕は彼の絵のタッチや世界感は好きだが

さすがに家に飾ろうとは思えない。

 

なぜなら彼の絵は死や終焉、そして破壊などを

テーマとしてい描いており今の僕にとって

怖い以外の何者でもないからだ。

 

彼は結婚していて妻と子供もいたが、

妻が死んだ後に息子が鬱で自殺している。

 

しかしそれが原因でこのような作品を

描いたわけではないようである。
出展 zdzislawbeksinski.blogspot.com
beksinskino1

 

しかし見れば見る程恐怖を感じる。

 

彼の絵を3度見ると死ぬと噂されていたりも

するようだが僕はすでに数十回見ているので

心配はないようだ。
出展 art.vniz.net
beksinski2

 

彼のタッチもまた独特で布や筋の描き方が非常に細かい。

 

この部分のスキルを盗み僕なりの描き方で描く事によって

さらに独特の作品を生み出すのに効果的だ。
出展 zdzislawbeksinski.blogspot.com
beksinski3

 

彼は友人の子供に人生の終止符をうたれており、

その原因はお金を貸して欲しいと言ったのを

断った事から殺害されたと報道されている。

 

なぜか恐怖を描く画家の人生は過酷である事が

特徴的である。

 

まるで自分の人生を暗示しているかのようだ。

 

僕も奇麗だけと怖い絵と言われてはいるが

将来はのんびり海を見ながら絵を描いて

笑いながら死んでいきたと考えており、

悲惨な死に方だけはしたくないと願っている。

 

オットー・ディクス

彼の作品は第一次世界大戦で行われた悲惨な事実や

戦後のドイツの現在では考えられないような環境を

見たまま描いた作品だ。

 

これらすべてがこの現実の世界で起こった事として

記録するように描かれている。

 

彼は様々なタッチで絵を描きこみ、その時起こった

状況を表現している。
出展 3.bp.blogspot.com
otto-1

 

従軍となり最前線でこの悲惨な現実を目の当たりに

する事で見る人にリアルな感覚を感じさせる。

 

情報は少なく絵画一つ一つの説明はないようだが

この絵は事実を描いたものであり、それだけで

恐怖を感じさせる作品となっている。
出展 1.bp.blogspot.com
otto2

 

これは戦争中に怪我をした兵を描いているようだが

この絵をみただけでも苦しんで死んでいった様子を

感じとる事ができる。

 

戦争ではこのように苦しんでいく人が数多くおり、

彼はこの現実を世に広めたいと思いこのような

作風になったのであろうか?
出展 www.artexpertswebsite.com
otto3

 

ちなみに彼は美術アカデミーの教授になっていたが

ナチスが政権を握った後に解雇されているようだ。

 

世界を旅する画家のまとめ

怖いと感じる絵の背景にはそれぞれ画家の思い

が埋め込まれているのがわかる。

 

冒頭でも話したとおり僕の絵も

『奇麗の中に恐怖を感じる』

とよく言われる事があるが

あなたはどう感じるだろうか?

zinworld3

 

sirowakuseipaint

 

世界にはさらに多くの怖い絵を描く画家がいるが、

その中の何人かは謎の死や殺害されている。

 

僕自身は彼らの絵よりそれほど恐怖を感じさせる

絵ではないと思っているがもしかすると僕も

彼らのような運命をたどる一人なのかもしれない。


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カテゴリ:絵について語る 

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プロフィール
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世界画家旅人:ZiN

高校2年生の時に画家を目指す事を決断する。22歳の時にようやくデザイナー専門学校に通い学費を稼ぎがら毎日睡眠2時間、1日50円しか使えない超貧乏学生時代を経験。

画家になるために海外に絵の修行へ行く。画家として活動しながら世界43ヶ国以上を旅をしている。

2017年10月第一子誕生。
画家を目指し始めてから10年以上の努力が実を結び、ようやく絵で生活できるようになり、毎日絵を描きながら家族と自由気ままな生活を送っている。現在はこれまでの旅の経験と出会いを利用して日本でその才能が埋もれてしまっているアーティストに海外からの絵の仕事を紹介している。

毎年正月はハワイでライブペイント。毎年2回は沖縄、東京で個展をし、NYでも開催予定。
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