「何か他人にはできない個性やスキルを身につけたい」
と思う時に大事なのは思い込みが大きく関わっていると僕は思っている。
思い込みの力は人を成長させる事もできるし、逆に危険な考え方でもある事を旅の中で強く感じた。
いい方向に考える事をそのまま続ければいい結果がうまれるが、悪い方向に考えてしまうと負の連鎖が起こる。
僕は22歳の時に素人以下の絵しか描けなかったが、いい方向の思い込みをしてきた結果、絵を描き始めて8年経った今では画家をしながら自由気ままに世界を旅する方法を発見し、気楽で楽しい生き方を見つけた。
「自分はできる、天才だ」
僕はそう思い込んできたし、そう思い込む事によって確実にできるようになっていた。
しかし、思い込むという事はそう簡単にできるものではなく、そこまで思える過程と実力が必要とされる。
その実力を得るにはまず、どうやって得るのかを考える。
それは「考える、行動、実践、失敗」これを繰り返すと、どんな人でも確実に進歩して得る事ができるだろう。
ただ、ここの過程において一番してしまいやすい勘違いは「行動、実践、失敗」だけをしてしまい、そのまま同じレベルで同じ事を繰り返してしまう事だ。
もちろん多少は成長するが一定の平均的レベルで止まってしまう。
これを続けてしまうといつかは「こんなに頑張ってるのに…」っと言う気持ちが心を折り、
やがては「諦める」に変わり「言い訳」に変化する。
「考える」をしないで成長するのは不可能だと感じた。
「考える」の本当の意味を分かっていないと上達しない。
「考える」と言うのは言い換えると「気付く」という事でもある。
例えばあなたはガンで死にます。と医者に言われたとする。
そうすると生きてる事の大事さや普段何気ない出来事にも違う目線で見る事ができる。
それが「気付く」=「考える」という事ではないだろうか?
このくらい普段から死ぬ気で考えていれば何かに気付いてその先に繋がる何かを得る事ができるようになると僕は思う。
僕も専門学生の頃は超貧乏で死んでしまうと思ったが自分には絶対に才能が埋まっていて、これからの人生で考えれば今はほんの一瞬の苦労だ。
本気でそう思い込む事によって精神的に乗り越える事ができた。
もし、あなたが個性やスキルを得るのに苦労しているのなら、この考え方を第一に考える事があなたを助ける結果になる。