心理的に落ち着く青色の効果を使って絵を描く

絵を描き始める前に色合いから決めて何を描くかを考えるタイプの人は多いのではないだろうか?

 

僕も自分の世界の絵を描く時はバックになる空の色合いから、どんな世界観を描くかを決める事がある。

 

オレンジの空で描けば寂しげな表現やロマンチックな雰囲気の絵になり、黄色で描けば異様な雰囲気も造りだす事ができる。

 

色のもたらす効果で様々な表現方法があるが、その中でも青で描き始めれば爽快な気分や、その逆にミステリアスな雰囲気を表現する事ができ、僕がよく愛用している色でもある。

 

今回は絵を描く時に

青色が人の心理にどのような効果を発揮するのか?

という事を記事にしていこう。

 

リラックス

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青には人をリラックスさせる効果があり、気分を落ち着かせる事ができる。

 

僕は青を利用して描く時は世界観をゆったりとした雰囲気で描く事が多く、わかりやすくイメージすると沖縄の綺麗な海や青い空を見ながらビール片手に景色のずっと向こう側をボーッ眺めている雰囲気だ。

 

そんなイメージで絵を描くと海の絵が多くなるが、これからは世界観だけではなく青のアート作品も描きためて行こうと思う。

 

爽快

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爽快な気分の色とは?と聞かれて青を想像する事が多いのは僕だけだろうか?

 

これは人によって感じ方が違うが僕は青は爽快感を出すのに最適な色だと感じる。

 

特に青のグラデーションを利用すると薄い青から濃い青にする事によって、色の変化が気持ちを晴れやかにしてくれる効果が期待される。

 

ミステリアス

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薄い青や明るい青は爽やかな雰囲気を生み出す事ができるが逆に、もっと暗めの青を絵の具で出す事によってミステリアスな表現も可能になるのが青の特徴でもある。

 

僕も絵を描く時バックを暗くすると必ずと言っていいほどミステリアスな雰囲気の絵になる事が多いが、僕の絵を見た人によっては神秘的な中に何か恐怖のようなものも感じると言う人も少なくない。

 

その恐怖こそミステリアスに感じる要因の一つなのかもしれない。

 

冷たい

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冷たい色をイメージする時に赤やオレンジのような明るい色を想像する人はいないのではないだろうか?

 

世の中の冷たいもので想像できるものは白が多いのだが、絵で表現する時は白に薄い青を使う事の方が多いようで、これは人が心理的に冷たいイメージは青だと自然と認識しているからなのだ。

 

例をあげると雪や氷の実際の色は白であるが、絵で表現する時は薄い青色を使うとさらに冷たい表現を可能にしている。

 

実際の色よりも人は色のイメージによってどう感じるかが変わってくるのである。

 

まとめ

今回は絵を描く時に青色が人にどんな印象を与えるのかを説明してきた。

 

「絵を描く時に何を描きたいのかわからない。」

 

そんな悩みを持っている人は色を決めてから、それに合わせて絵の雰囲気をつくっていくのも一つの方法だ。

 

その中でも青はリラックス効果やミステリアスな効果など、幅広い表現方法をする事ができる特殊な色なので、まず色合いを考えてから描いてみる事によって新しいスタイルの作品が生み出されるかもしれない。