絵を描く時、下書きを描いてから絵の具で描いて行く場合と下書きをせずに、そのまま絵の具をのせていく場合があるが僕は描く絵によって使い分けるようにしている。
どう使い分けているのか?
今回はその使い分けと理由を説明していこう。
下書きをしない時の理由
僕は基本的には下書きをせずに、そのままキャンパスに絵の具をのせる事が多いが
これは僕の中の世界を頭ではなく手の感覚に任せて描き上げていきたいからだ。
下書きをしてしまうと、その線にそった絵しか描けなくなるが下書きなしだと頭で考える事はせずに描く事ができる。
その時の筆の感覚や自然にできたラインから、自分でも驚くような絵が浮かび上がってくるのだ。
僕の頭の中にある世界とは違い、自分が考えてもいなかった世界が自然と浮かび上がってくる感じが好きで下書きをしないで絵を描くのを楽しんでいる。
簡単に言えば自動で世界が浮かび上がってくるのだ。
下書きをする時の理由
これまで100以上の絵画を描いてきたが、どうしても筆が進まない時がある。
そんなどうしようもない時に下書きをするようにしている。
上でも言った通り僕は筆をとると自然と絵が浮かび上がってくる事があるが、調子が悪い時はひたすら描いても何も浮かび上がってこない。
そんな時は下書きをしてから絵の具で描いていくと調子が上がっていき、下書きとは少し違う世界が自然と浮かび上がってくるようになるのだ。
そしてもう一つの理由は絵の依頼を頂いた時。
なるべくクライアントさんの要望にも応えるようにしているので、そのイメージにあった下書きをしたり、あるいはペットを入れて欲しいとの要望もあったので、この時は絵の具で描くよりも下書きでそのペットに似せる作業に集中した。
ちなみに今は世界にいる5人のクライアントさんにしか原画は販売しないようにしている。
下書きは人それぞれ描くスタイルによって決めるべき
下書きをしないからこそ独創的な絵が描けると言う画家もいるし、ちゃんと下書きをして物の大きさや距離を頭の中に入れて描く画家もいるので一概にどちらがいいとは言えないが、ライブペイントなどをする人なら下書きはしない方がインパクトがあるので、そこはあなたの描くスタイルによって決めればいい事だと僕は思う。
ちなみに一番最初にのせた下書きの写真も、絵の具で上から描いている間に気がつけば少し変わった世界観が誕生した。
これは世界一周する以前に描いた個展用の作品なのだが今ではこの時以上に描ける幅というものが広がり、画家として収入を得る方法も見つける事ができた。
もしもあなたが今絵の悩みがあるのなら僕に相談して欲しい。
僕への連絡は下の無料登録ができるメルマガを通してメールを送る事で僕と直接連絡がとれるようにしている。
あとメルマガでは画家になる方法を紹介しており
これから画家を目指す人にかなり有利な情報を伝えていく事も目的としているので
興味のある人は是非僕からの情報を受け取ってほしいと思う。