自分の絵に自信がもてない?その解決方法を世界を旅する画家が語る

絵の仕事がしたい!画家になりたい!と思っていても、どう動いていいかわからず自分の絵にも自信がなくなり、その夢を諦める人が日本では少なくない。

 

よくYahooの知恵袋で画家になるのは難しいと書かれている事を目にするが、それは絵の仕事をすると言う夢を叶えられなかった人達からの情報を頭に入れてしまうため自信が喪失されてしまう事も原因となっているようだ。
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夢を追う人の前に必ずと言っていいほど訪れるのが「人生の壁」と言われる困難や挫折なのだが、それを乗り越えるには自信が必要になってくる。

 

どうすれば自信が持てるようになるのか?

 

絵の技術もなく英語も話せなかった、世界の情報なんて一つも知らなかった僕が絶対に画家になれるという自信を持ち、世界43ヶ国以上を旅してこれるまでに成長した経験から自信の持ち方と言うものをまとめてみた。

 

勘違いでもいい!他人の言う事は気にするな!

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僕が専門学校に入学する頃は誰に見せても上手いとは言えないような素人以下の絵しか描けなかったが、絶対に上手くなれる自信があった。

 

上手くなれると言うより、上手くならなければならないと言った方が正しいのかもしれない。

 

僕は18歳の頃に35歳までの人生計画を考えていた。

 

 

一番目の計画が専門学校へ行くための学費を貯める事で二番目が絵のスキルを上げる事だった。

 

 

結果、自分だけにしか描く事ができない絵のタッチや独創性を手に入れる事になった。

 

これも全て自信を持って行動したからなのだと思うし、僕個人の考えとして、自信とは勘違いでもいいのだ。

 

まだ素人以下の絵しか描けなかった頃でも僕は自分を天才だと思っていた。

 

今思えば完全に勘違いなのだが、結果的にその勘違いが自信につながり、絵をもっと追求して上手くなりたいという情熱が失われる事はなかった。

 

自信は物事に対する態度で決まる

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行動できると言う事は自信があると言う事になるが、逆に行動できないと言う事は自信がなく、どうなるかわからないので不安と言う事になる。

 

僕は自信は行動した分だけ自分の中に蓄積されていくもだと思っており、自信がないのなら行動する「きっかけ」と言うものが必要になってくる。

 

旅の中で出会ったアメリカ人で絵描きのテッドと言うおじさんが昔の話をしてくれた。

 

ある日テッドの子供が自転車に色を塗りたいと言うので、エアースプレーを買ってきて自転車に色を塗った。

 

その時テッドはエアースプレーがこんなにおもしろいとは思わなかったとその魅力に引き込まれ、次は木のボードに絵を描いて家に飾る事にしたらしく、一番最初の絵は誰が見ても下手な絵だったと笑って僕に話をしていた。

 

彼は35歳まで普通の会社員で忙しくしていたが、エアースプレーでボードに絵を描くのが楽しくて夢中になり、朝出勤する前の時間や仕事から帰ってきてからも夜遅い時は深夜2時まで熱中したと言う。

 

忙しいという事は、やめる理由にもならなかったようだ。

 

現在彼は絵の仕事だけで生計をたてている。

 

「きっかけ」と言うものは自分自身の態度により訪れるようになる。

 

もしもこの時仕事が忙しいから暇な時に描こうとしたら?

 

この時テッドがボードに木を描きたいと思っていたのにもかかわらず、ボードを用意するのが面倒だとやめてしまっていたら?

 

もしも絵を描いて下手だからもうやめようと決断してしまったら?

 

このようなネガティブな行動がなかったため、自信も継続されて今の生活をする事ができたのだ。

 

自信は行動によってつくられる。

 

行動は態度や考え方によって行動できる気力が生まれる。

 

自己主張をする癖をつける

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普段何気ない日常の中でもささいな事に巻き込まれたりもするが、こんな時にも自己主張をする事で「自分の意見を言う事ができた」と言う自信がつくようになる。

 

例えば親に甘やかされて育った人は他の人も親のように何でも許してくれたり接してくれたりと誤解するようになり、このような人は偶然自分にふりかかった嫌な事に対してあなたがが故意にしてきたと思い、あなたに対して敵意を持つ事があるかもしれない。

 

そんな理不尽な状況があったとしても、自分の意見をハッキリ言ってしまう事で次第に大きな事でも自己主張できるようになる。

 

初めは日常の何気ない小さな事から自己主張をしていく事によって、自分の行動に自信がついてくるものだ。

 

まとめ

何かを成し遂げたいと思い、それを続けるにはやはり自信というものは必要不可欠であり、行動する事で自信がつき、さらに行動できる範囲も広がっていくものだ。

 

普段の考え方や過ごし方を変えて行く事によってポジティブに考える癖を身につけるようにしよう。