皆さんはライブペイントと言う言葉をご存知だろか?
そしてその可能性の広がりを理解しているだろうか?
僕は基本的に海外で気楽にライブペイントをして収入を得ている。
日本で言うライブペイントは、クラブや音楽イベントなどで音楽に合わせて絵を描き上げていく事が主流となっているが
海外でのライブペイントはもっとラフな感じで誰でも簡単に行う事ができる。
なぜなら人が集まる場所、渋谷や池袋などなど・・・
そんな場所で許可なくライブペイントをすると、すぐに警察がきて止められてしまう。
許可をとるのも面倒でありその前に許可がおりない場合もあるのではないだろうか?
しかし海外では数多くのパフォーマーが路上や人が集まる観光地でパフォーマンスをしている。
しかも大金を稼いでいる。
僕は音楽も楽器もできないので、人が集まる場所や観光地などでライブペイントをしていたが
日本で働くよりもはるかにお金を稼ぐ事ができ、さらに絵の依頼も頂く事も頻繁にある。
それに日本に一時帰国した時でもSNSで僕の活動を知った人から、絵を売って欲しいと言う声も数多く届く事となった。
そこで今回は海外でライブペイントをしたいと考えている人へ
どう活動していけばいいのか?
何を用意しておけばいいのか?
などを紹介していこう。
得する事
日本でライブペイントをするよりも海外でライブペイントをする方が遥かに得る物をがある。
日本ではなく海外でライブペイント、または画家活動をしていく上で何を得る事ができるのか?
と言うものを紹介していく。
人脈が広がる
公園や路上、あるいはイベントなどでライブペイントをすると様々な国の人が見てくれる。
近年日本にも外国人観光客が増加している傾向にあるが、海外では日本よりさらに世界各国から人が集まっている。
僕が出会った人達の国籍を上げればキリがない。
そして違う国から来ていると言う人は、アグレッシブな行動力の持ち主であり、積極的に話しかけてきてくれる人が多いように感じた。
実際僕がまだ絵の修行中であった頃、公園で毎日絵を描いていたが、そこで絵に興味を持った人が何人も話しかけてきた。
話しかけてきた人だけを数えても裕に4000人は超えるだろう。
その中で仲良くなったり、絵の依頼をくれる人が大勢いた。
ライブペイントをすると世界中に人脈が広がって行く事になる。
僕はその人達がいるのでどこの国に行っても家に泊めてくれたり、観光客がいかない秘密の場所などもつれていってもらえる事が多くなったのだ。
英語が話せるようになる
「でも英語を話せないから無理だ」
と考えてはいないだろうか?
それは大きな間違いである。
日本人が英語を話せないのは世界中の人が知っている。
僕も旅の始まりは英語を全くと言っていい程話す事ができなかったが、英語が話せないからゆっくり話して欲しいと頼むと快く理解してくれた。
そしてライブペイントをするお客さんと英語で話していく内に、ある時期から
「何故か言っている事が理解できる!」となる瞬間がある。
これは海外に英語の勉強をしにいった人のあるあるネタになっている。
なぜ英語が理解できるようになるのかは、こちらの記事で詳しく説明しているので、気になるなら読んでおいて欲しい。
活動履歴にインパクトがつく
活動履歴はこれから絵を描いて生きていきたいと言う人にとって大きな役割を果たす事は間違いない。
そして海外でライブペイントをする事がどのように活動に作用してくるのか?
もしも他の絵描きが
「ライブペイントを海外でしている」
と聞いたらそれだけで凄い!
と思うのではないだろうか?
日本人は旅行に行くのは好きであるが、中々海外で活動しようとする人は少ない。
そんな中でそのようにアクティブに活動している人を日本人は尊敬する傾向にある。
外国人は英語が話せる人が多いため、日本人ほど尊敬はされないようだが
日本人が英語圏でしかも異国の地で活躍している姿は注目を浴びる事となる。
これは大きな活動経歴となり
画家活動での最大の武器にもなりうる事なのだ。
ライブペイントをするお勧めの国
国によって絵の価値観が違うため、絵の売り上げや収入に大きく変化が起こる。
その中で僕が経験した実体験を元に、どこの国がライブペイントに適しているのか?
と言う僕のお勧めの国を紹介しよう。
オーストラリア
僕が一番お勧めするのがオーストラリア。
オーストラリアには世界各国からアーティストが集まる場所が多数存在し、絵に対する考え方も日本人とは異なる。
絵に興味がない人の方が少ないのではないだろうか?
とまで思わせるほど絵に関心がある国民性で何より優しい人が多かった。
そしてお金を稼ぐ目的なら確実にオーストラリアが一番効率良く収入を得る事ができる。
ハワイ
ハワイには数週間滞在していたが、ゆったりした気分でライブペイントをする事ができる。
しかしアメリカで稼ぐ事が目的とされるライブペイントには許可が必要だ。
お金を稼がないで、ただライブペイントをするだけなら自由にどこでもやっても誰にも文句は言われなかった。
それにハワイには日本人観光客が数多く滞在しているので、日本人にむけた
宣伝活動にも適している場所である。
番外編沖縄
海外じゃないのかよ!と突っ込まれそうだが、今や沖縄を知らない外国人はいない。
以前沖縄の座間味島にキャンプペイントをしに行った時は、外国人しかいない時期もあるほど沖縄は外国人に人気のあるスポットなのだ。
外国人に絵を見てもらうとSNSなどで
拡散してくれる確率が急激に上がる。
どんなスタイルで描くのか?
絵は人によって描き方や使っている道具などが異なるため、短時間で描けたり長時間描けて仕上げたりと人によってそのスタイルは無限である。
それを大きく2つのスタイルに分けて、どうすればいいのか?と言う事を説明しよう。
一日で一枚を完成させる。
イラストや抽象画など、数時間で描ける絵はライブペイントに向いている。
数分で絵を描いて、それを売るのなら日本でバイトをするより楽に収入を得る事ができるだろう。
何日にも分けて完成させる。
僕の場合は一枚の絵に5日間ほど費やさなければ完成する事がなかった。
ライブペイントでは、そのできるまでの過程を見せてお客さんと会話し、ポストカードを作って販売したいり、絵の依頼を頂いたりしてお金を稼ぐ事ができた。
絶対に用意しておくべき事
どうせ海外でライブペイントをするなら
多くの人に知って欲しいと思うのは当然の考えである。
しかし僕は旅の当初、
ライブペイントをするにあたって後悔している事があった。
それはアメブロやFC2などではなく
「個人サイトを立ち上げてから旅に出る事」である。
アメブロで十分なんて思っていたが、今になってこの世界画家旅人を立ち上げて気付いてしまった事がある。
アメブロやFC2などのブログとは比べ物にならない程、多くの人に「自分の活動を宣伝できる」と言う事。
FacebookやtwitterなどのSNSやアメブロ、FC2などの無料ブログだでけでは
日本の人に海外でライブペイントをしていると言っても、その時だけ見てくれる人が増えるだけで
日本に帰ればその効果はなくなってしまう。
しかし個人ブログはそこが違う。
サイトが無くならない限り、新しい記事を毎日投稿しなくても永遠に
その活動を自動で広めてくれるのだ。
詳しい話は
と言う記事で話をしているが、さらに細かい秘密の情報はメルマガで発信している。
海外へライブペイントをしに行き、
日本に返ってきてもその経歴を弱くしないためにも
これだけは本当に用意しておいた方が良い。
もしも僕が過去の自分に言える事があるのなら
「世界画家旅人でライブペイントの活動を発信しろ!」
と言ってあげたい。
世界を旅する画家のまとめ
以上がライブペイントをする時に必要な情報である。
そして、ここでは語り尽くす事ができない話もあるので、もしも海外でライブペイントをしたいと計画しているのであれば、ZiNARTメールマガジンから僕からの情報を受け取って欲しい。