よくリアルな絵をまとめているサイトを見て素晴らしい技術だなと思う。
写真のように絵を描く技術は絵描きにとっては最高の武器になる。
しかし時に僕はリアル過ぎる絵を『写真でもいいのでは?』と思ってしまう事がある。
しかし今回はそんな僕の考えもくつがえしてきた世界中の絵描きを選抜しよう。
Hikaru cho
僕が紹介するHikaru choさんの作品はボディーペイント。
しかしただのボディーペイントではない。
そこにあるかのようにリアルに描き上げていき、個性的な絵のスタイルを人間の皮膚の上に描いていく。
様々な雑誌に掲載され、海外でも高い評価を受けており、実際に僕も外国のサイトを見ている中で彼女の作品を発見した。
出展 yahoo.co.jp
しかし彼女の作品はボディーペイントだけではなく、壁に描くアートやキャンパスにもリアルで独特の世界観を描き上げている。
僕が凄いと思う日本人アーティストの一人だ。
グスタヴォ・シルバ
リアルな絵は写真のような作品が多く、独創的な作品を制作するのは難しい。
しかし彼の作品を見ているとそんな事はどうでもよくなる程のスキルを持っている。
得に水を表現するその繊細なスキルは他の人には真似できないだろう。
彼はベネズエラ出身のアーティストですでに有名だったが、SNSで彼の作品は拡散した事により世界中に広がったようだ。
彼の作品から刺激をもらい、さらにスキル向上を意識させられる絵のスタイルの持ち主だ。
アレクサ・ミード
出展 www.wherecoolthingshappen.com
彼女は人の体にペイントして3Dである実物を2Dのように映し出す作品を手がけている。
日本のメディアでも多く取り上げられた彼女の作品は瞬く間に世界中に広がり、多くの作品を創り上げる事になる。
元々彼女はキャンパスに影絵を描いていたが、ある時彼女は友人の体に影を描く事を思いつき、どうせならと光の表現もする事にした。
初めて描いたそのアートを一歩離れて見ると、そこには体半分が本物の友人と残りの半分は絵画のような友人がおり、その光景に衝撃を受けた彼女は現在もそのスタイルで芸術を創り続けている。
この芸術的な写真を見ても絵にしか見えない。
出展 www.wherecoolthingshappen.com
しかし撮影現場を見てみると体に描かれた絵と背景にとけ込んだ男が立っている。
まさに発想の転換で造り上げられるこのような作品を僕は本物のアートだと思う。
世界を旅する画家のまとめ
これまで世界中を旅した中で様々なリアルな作品や衝撃的なアートをいくつも見てきた。
僕は画家の仕事をしながら旅をしていたので、やはりアートに関しては敏感に反応していたため、その旅で多くの刺激をもらい自分のスキル向上に結びつける事ができた。
やはり人の作品を見る事は刺激になるようだ。
また、その人の真似をするのではなく、良い所を独自の描き方で自分のものにしていく事により独創性の高い絵を描けるようになるのだと旅の中で体験した。
世界をまわりながら自分にない物を探す旅は結果的に大成功している。
数年前までできなかった英語や絵の表現方法を学ぶ事もでき
なおかつ世界中に友人やクライアントさんが付き、絵の仕事もほとんどが外国人から来ている。
しかしこれからはこの経験を生かし、日本でも活動していきたいと考えている。
僕の描く絵はリアルに見えるが、この地球上にはない植物を元にアートとして描いている。
旅の中でリアルで独創的な絵を描くには、やはり影と光を独自の手法で描く必要があると言う考えにいたった。
興味があれば僕の描きだすリアルなアートも鑑賞して欲しい。