これはスランプなのか?絵が描けなくなった人の心理状態

絵を描き始めた22歳の専門学生時代から今まで生きてきて、一度もスランプになる事がなかった。

 

そのため、スランプになる人がどんな心理状態でスランプにおちいってしまうのか興味があったので様々なスランプ体験談を聞いて独自の観点で研究していた。

 

スランプとは何なのか?

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例えば一枚だけ自分の中で最高の仕上りで完成した絵があるとする。

 

「次に絵を描く時にこの作品を超える事ができるのか?」

 

こんな事を一瞬でも思ってしまった経験はないだろうか?

 

そして、このまま超える絵を描けないとスランプにおちいってしまう。

 

 

これはスランプに入るパターンの1つであり、他にも

 

同じような表現の絵を描いているうちに固定概念で発想が固まってしまい、そこから抜け出す事ができなくなってしまうなど、様々なスランプにおちいる原因がある。

 

固定概念とスランプのつながり

この話を聞いた時に固定概念で人はスランプにおちいる事に気がついた。

 

「次に絵を描く時にこの作品を超える事ができるのか?」

 

超える事ができる人はできるが、できないなら固定概念をふりはらうしか方法はないのではないだろうか?

 

ここでの

固定概念をふりはらう方法は順位をつけないようにする

など、違う角度から考えるほうが有効的だ。

 

「前の作品を超える」

とは自分で無意識のうちに順位をつけている証拠なのだ。

 

そこで順位をつけなければ「超える」という発想はでなくなっていしまうが、超えなければダメというプレッシャーを自分でつくらないようにし、リラックスして楽しみながら絵を描く方がスランプ防止にもなり、ひとまず固定概念から抜け出す一歩になるのではないだろうか?

 

 

まず考え方を変えて固定概念をふりはらい、そこから自分でも実力がついたと確信した時に過去の作品と比べてみると確実に「超えた」という実感を味わう事ができるだろう。

 

考え方1つで人間の心理も行動もすべて変える事ができる。

今回話したのは僕のこれまでの画家人生の中でスランプになってしまった人のほんの一部の例であり、スランプには様々な形があるため、考える事が難しい種類のスランプもあるかもしれない。

 

そんな難しい悩みを抱えている人と一緒にスランプから脱出する方法を考えながら発見していきたいと思っている。

 

とにかく、ほとんどのスランプは「考え方、固定概念の変化」で解決できる事がわかった。