想像力は画家にとって必要な能力の一つなのだが、想像力がない人は絵を描く事は難しい。
絵が下手と言われる人は一度見たものを頭の中で再現する事を苦手とされているが、想像力を鍛える事によって絵が上達する事は間違いないのだ。
そして想像力というものがあればある程、今までに見た事がない作品を描き上げる事ができる。
なぜなら想像力を鍛えると創造力もつくとされているためである。
「想像力」は頭の中で想像する力の事を言い、
「創造力」は新しいものを生み出す力と言う事なのだ。
しかしどうすれば想像力を鍛える事ができるのか?
今回は画家にとって必要な要素の一つである想像力の鍛え方をいくつかまとめてみた。
童心に帰る
子供は時に意味のわからない行動にでるが、それは大人になるにつれて常識の枠ができてしまうため、そう思ってしまうのである。
子供の方が無駄な知識や情報に左右される事なく、固定概念に縛られない考えを持っているからこそ自由な発想を持ち、時には大人を驚かせるような作品をつくりあげる事がある。
この純粋な心を利用する事で想像力を鍛える事ができる。
例えば僕が絵を教える時に使っている方法でキャンパスに何も考えずに線や点を無造作に描いてもらい、そのキャンパスを見ながら何に見えるかを想像してもらう。
適当に描いた線や点を見ていると、人によっては顔に見えたり動物に見えたり、あるいは建物や風景に見えたりする。
それが想像すると言う事なのだ。
あとはその想像したものを線や点にそって描いていくと新しいものを生み出す能力が高くなる。
これが創造力というものだ。
旅をして脳に刺激を与える
人間は普段生活し慣れている環境から全く知らない環境で生活を送ると、脳が活性化され新しい考え方というもを発見しやすい脳へと変化していく。
これを利用して画家に必要な想像力をあげるには旅をする事が一番の近道だ。
この方法は、僕が世界43ヶ国以上を旅しながら絵の仕事をしてきた経験から間違いなく想像力を鍛える事ができると確信している。
想像力を鍛える事ができる他に感受性や物のとらえ方、そして旅をしながら絵を描く事で自信にもつながるので一石二鳥の方法だ。
想像力を鍛えたいのなら旅をする事をお勧めしている。
リラックスできる場所を見つける
脳にストレスがかかってしまうと冷静に考える事すら困難になってしまうため、いつでもリラックスできる空間をつくっておく。
想像力と脳の関係は深く、脳がストレスを感じている時に想像力を鍛える事は難しい。
ふとした時にと良いアイデアが浮かぶのは脳がストレスを受けていない環境にいるためであり、そのアイデアも想像力から生まれるのである。
僕の場合は公園を散歩している時や、お風呂につかっている時に次の新しい作品を想像したり人生計画を練る事が多い。
これはリラックスできているからこそ柔軟な発想をする事ができ、想像したものも鮮明に思い浮かべる事ができるためである。
まとめ
絵の仕事がしたいと夢見ている人は多くいるが、まず絵のスキルを磨くために他の人には真似できない創造力をつける必要がある。
創造力をつけるには想像力を鍛える他に方法がないので上の記事を参考にするか、想像力を鍛える具体的な方法もメルマガで配信していこうと思っているので、興味がある人はこのサイトを利用して欲しい。