絵を描いている人が欲しい能力と言えばもちろん
世界で一人だけの独創的な絵を描けるようになる事。
言葉で言ってもそう簡単なものではない。
っと思っている人は大きな間違いを犯している。
この方法をとれば世界であなただけしか描く事ができない作品を完成させる事ができる。
今回はそんな描き方と独創的と言う言葉の意味を説明して行こう。
独創的とは?
まず独創的とはどう言う事なのか?
と言う説明をする前に、この動画のアーティストを見て欲しい。
この人達は何をやっているのか理解できるだろうか?
僕にも全く理解できない。
始めて見た時は笑ってしまった。
僕は画家になるために世界43ヶ国以上を旅してきたのだが、その旅の中で出会ったアルゼンチンのアーティスト、もしくは何かの表現者である。
僕はスペイン語が話せないので彼らに直接話を聞く事ができなかったのだが彼らを見ていると確実に他の人がしていない事をしている。
他人がしていない事と言うのは歴史的にもバカにされる傾向にある。
ウォルトディズニーもあの世界を描いた当初は、花が歌ってネズミが主人公である作品を「幼稚な絵」だとバカにされ続けていたようだが、結果的にそのネズミを世界のスーパースターにする事ができた。
このパフォーマーは何をしているか理解はできないが
「何をしているんだ?」と思わせる事で人の注目を集める。
その結果、彼らはこのパフォーマンスで大金を稼いでいた。
独創的とは他にない独自の発想で創りだされた事を言う。
このパフォーマンスに関しても他の人はしていない事であるため独創的となるのだ。
独創的な絵を描く方法
素人が独創的な絵を描くのは難しいと思うかもしれない。
しかし僕は素人や子供のような絵に関して固定概念のない人の方が独創的な絵を描けると考えている。
子供が絵を描く時は何かを描きたいと考えていても、ラインやものの形をとらえる能力がまだないので、見ても何なのか理解できない作品を描いている事が多い。
しかしそこにヒントはある。
子供の絵を見て何だが理解できないのなら、こちらからその絵が何であるのかを想像する。
そうすると新しいものが見えてくる。
例えば僕は「世界」と「アート」の2つのスタイルの絵を描いており「世界」の方は僕の頭の中にあるものを描いているので、最初から形は決まっている。
しかし「アート」を描きだす時は、このように無造作にキャンパスに絵具をのせて、そこから見えてくるものを描くようにしている。
これは新しい作品なのでまだ完成はしていないが完成しだい世界画家旅人で公開していこうと考えている。
このような描き方で僕はこれまで多くの作品を描き上げてきた。
今ではこの方法も使って世界を旅しながらお金を稼ぐ方法も発見した。
その事については
と言う記事で公開しているので興味があるのなら見ておいて欲しい。
とにかくこの方法を使えば少なくとも他人にはない作品が仕上がる。
絵が下手だからと言って辞める必要はない
上で独創的な絵を描く方法を説明したが、無造作に描いてそこから形にしていくのには、タッチや影の付け方などの技術的な面も必要になってくる。
これは個人の完成度に対する満足度で変わってくるので、一概にこうだ!と言う回答はできないが、絵の技術と言うものは描けば描く程向上していく。
特に、このような無造作に描いた作品を形にしていくと言う事は、頭の中ですでに形はできているので
後はタッチの描き方を学んでいくだけで他の人には描けない作品を描けるようになる。
自分の思う絵が下手と思う人は、他に比べる事ができる絵が存在すると言う事になるのだが
この方法だと他にない唯一無二の作品となるので、そんな事を考える必要もない。
人物や建物をそのまま描くと上手い下手にわかれるが、無造作な作品は比べる対象がないので余計な事を考えずに描き続ける事ができる。
そのため、絵に対するモチベーションも上がり、自由な発想で新しい作品も描く事ができるのだ。
後はただひたすらタッチの描き方を自分で発見するか、他の人の絵のタッチを一度真似てみて、自分なりに描き方を試行錯誤して構築していけば良い。
無造作からできた絵の最後は「無限」
この方法を使って描き続けていく内にある時、突然自分だけのスタイルで描き上げるようになる時期がくる。
どういう事かと言うと、無意識で描かれた絵の中には、自分が考えてもいなかったと思っていた事が絵の中で表現され、それに気付く時がくる。
僕の場合で説明すると描く対象物ではなく、後ろの壁を描く事が好きなんだと気付いた。
僕の「アート」の作品では壁から木がはえているスタイルが多いが、実はこの作品を描き上げる前は壁を描く事は考えていなかった。
最初はオーストラリアから日本に久しぶりに帰ってきた時期で、家で絵を描く新鮮さから遊び程度にキャンパスにZiNARTのロゴを描こうとしていた。
これが上の絵の原型である。
無造作に色を混ぜてアルファベットの形にのせて描いていると楽しくなってきてしまい、そのまま絵を描こうと思って塗りつぶしたりラインを描いたりしていた。
すると少しずつメビウスの輪のような形が現れてきたのだ。
無造作に描いた絵から永遠に続く輪を感じとり、後は、それを僕のタッチで描いていくと自然と壁も現れ、メビウスの輪もリアルに描く事でより、その存在感が浮き彫りとなる作品になった。
もしも、この上の写真を見て他の人が何かを想像し、僕とは違うタッチで描いたていけば僕も想像できない独創的な作品に仕上がるだろう。
僕の場合は、すでに僕だけのタッチの描き方のスキルを持っていたので、このような作品が完成したにすぎない。
世界を旅する画家のまとめ
以上の事から素人でも簡単に独創的な絵は描ける事がわかる。
さらにその完成度を上げたければ絵のタッチを学ぶだけ。
どんな偉人の画家でも一発目に上手くいく事はない。
しかし、この方法をとる事で人と比べるなどの余計な心配をせずに済むため、絵の上達に大きく貢献するのではないかと考えている。
PS.
世界では日本よりも簡単に絵で収入を得る国がいくつもあるが、日本で画家になるには知識と情報が必要である事を旅の中で知った。
この方法はあくまでも独創的な絵を描く方法。
画家になる方法ではない。
その情報はメルマガで公開しているので興味がある人は是非。