オーストラリアのバイロンベイから始まった僕のバスキング人生。
バスキングとは路上でパフォーマンスをしてお金を稼ぐ事を言うのだが、その中のほとんどが音楽をやっている人である。
実際にこのバイロンベイでも路上で絵を描いてバスキングをしているのは僕だけであった。
僕が思うに絵のバスキングをする人は音楽をしている人よりも得だと思う。
なぜ音楽よりも絵を描いている人が得をするのか?
今回はその事について語っていこうと思う。
- 絵は近くで見たいもの
- 会話ができる方がお得
- アーティストが集まる町
- バスキングで稼げない理由
- 僕には画力を向上させる自信がある
絵は近くで見たいもの
想像してみて欲しい。
路上で音楽をやっているパフォーマーを街で見かけた時、歌っている声は聞こえるのでわざわざ近づかなくてもよい。
音楽だと遠くても聞こえるのでそのまま遠くを歩いている人は通りすぎる事も多いように感じた。
しかし見せ方にもよるのだが、絵はなるべく近くで見たいもの。
絵を描いてバスキングをしているとかならず絵が見やすい位置に立ち止まり、しばらく見てからお金を払ってくれる。
この距離感が近いと言うのは、バスキングでお金に稼ぐ時にかなり重要になってくるのだ。
会話ができる方がお得
絵を描いて稼ぐ時に最も重要なのが会話をすると言う事である。
音楽をしていると会話ができない。
なので歌で勝負するしかないのだが、絵なら描きながらでも会話をする事もできるし、一度手をとめてこれまでの活動や今何のためにバスキングをしているのかなどを事細かに説明するとそれに感動や共感を得た人はかなり高い確立でお金を払ってくれる。
これは音楽をしている人にはできない芸当である。
この事から絵でバスキングをするのは音楽をする人よりもお得だと言えるのだ。
アーティストが集まる町
この日は昼間にバイロンベイでバザーのようなイベントが開催されていた。
町にはいつもより人が多く訪れており、いつもののんびりした雰囲気のある町も活気だっていた。
バザーでは様々なものが売られており、見ているだけでかなり楽しく時間を過ごす事ができる。
バイロンベイは世界中からアーティストが集まる町として有名であるが、このイベントでも音楽をやっている人達が参加して収入を得ていた。
特に人を集めていたのがこの人。
やはり音楽でも人を魅了するスキルがある人のまわりには人だかりができる。
しかし、これほど集める人はめったにいない。
バスキングで稼げない理由
以前から話している変な日本人の友人マスターコミ。
彼も絵を描いており、僕が路上でバスキングをしてお金を稼いでいる事を知り、彼も挑戦すると言いだした。
時間はすでに夜になっていたが昼間のバザーの影響か、町はお祭り騒ぎをしていたのでバスキングをするのには最高のシチュエーションであった。
彼は黒魔術のような絵を描いている。
僕がいつもバスキングをしている場所を教えてあげてBGMを流しながら黒魔術の絵を描く事にした。
結果的にほとんど稼げていなかったようだ。
なぜ稼げなかったのか?
まず1つの理由がマスターコミは人が通る道に背を向けて絵を見せようとしていた。
絵のサイズが大きければ仕方のない事だが、それが原因で立ち止まってくれている人に気付く事なく一心不乱に絵を描き続けていたのだ。
この時に人と話す事はかなり大事な事なんだと感じる事となったのだ。
そして、もう1つの原因は画力が足りない事。
これは画家にとっては致命的であり、特にバスキングではシビアに画力が反映されて収入に大きな変化をもたらす事となる。
彼は絵の商品も売っていたが、人を魅了できるようなインパクトある作品を描けないとなると後は会話と絵の商品(ポストカードなど)に力を入れないと難しい事がわかった。
僕には画力を向上させる自信がある
僕のメールボックスには絵を描いている人からの多くの相談メールが寄せられる。
その中でも多いのが
「絵が上達しません。どうしたらいいですか?」
っというような悩みを明かしてくれる人が多かった。
僕が絵を描き始めた時は本当に下手であった。
これでは確実に絵を描いて生きてはいけない。
それから僕は様々な手法を独自で考え、旅から得た絵に関する情報を頭の中に蓄積させる事によって今ではここまで成長する事ができたのだ。
「この絵をあなたも描けるようになる!」っと言うと信じるだろうか?
実際、僕の絵画教室の生徒さんは実際に画力が上がり、僕も驚くような作品を描き上げている。
ちなみに絵画教室の募集はZiNARTメールマガジンの中でしかやっていない。
人数を限定して募集するのには理由がある。
もしもここで数万人に僕の絵の描き方を伝えてしまえばライバルが増えすぎてしまい、僕の画家人生にも影響がでてきてしまう。
なので本気で絵を学びたい!絵の上達がしたい!と強く願う人にだけ僕のタッチの描き方や手法、世界感の描き方などを事細かに説明している。
その辺にある普通の絵画教室とは格が違う事を証明してみせよう。
ちなみに生徒さんの作品もZiNARTメールマガジンの中で公開しているので興味があれば是非。
登録は無料。
僕の絵が気にいらなければ解除も1秒でできるようになっている。
あともう1つ僕が絵を教える理由がある。
それは生徒さんの画力を上げた後、生徒さん達と協力して凄い動画を撮影し、それを世界に発信しようとしているのだ。
これが完成すればかなりおもしろいアート集団の完成となる。
僕は今そこに向って絵画教室で生徒さんに僕のタッチの描き方を伝えている。