沖縄県民にとって迷惑なあいつが近づいてくる・・・
家屋を吹き飛ばし、船は欠航になり、外に出歩くのにも危険がつきまとう・・・
大型の台風は僕が滞在していた座間味にも上陸しそうだった。
座間味はケラマ諸島の内の1つの島であり、その中でも唯一ハブがいない島。
そして何より海の透明度が高く、キャンプ場の前の海に満潮の時に潜ると高い確立でウミガメと遭遇する。
そしてもう1つ頻繁に遭遇するものがある。
ものと言うより人・・・
座間味はゲイの憩いの場でもある。
ちなみに僕はゲイではないし男には全く興味がない。
以前、常識のないゲイと対決をした話をしたが、その話には続きがある。
っとその前にどのような対決だったのかは、こちらの記事を読んでおいて欲しい。
とにかく最悪なゲイであった。
台風が接近したので那覇市に避難
大型の台風が接近すると島の宿のほとんどが閉まってしまう。
僕はキャンプ場でキャンプペイントと言う
その名の通りキャンプをしながら絵を描く生活を送っていた。
しかし、台風がきてはテントなんて一瞬で吹き飛んでしまう。
僕は仕方なく本島の那覇市に一旦避難する事にした。
テントを畳み、大きな荷物はキャンプ場にある保管倉庫のような場所においたままにして船で那覇市に戻る事にした。
2時間の船でようやく那覇についたので、そのままタクシーで予約していた宿に向かう。
この宿は僕が沖縄に来る時は必ず行くのだが、もう何年もこの宿に泊まっている鈴木のおっさんと言う人が、いつもリビングでビールを飲みながらテレビを見ている。
鈴木のおっさんは話しやすく陽気な人なので、いつもここの宿にきては晩ご飯を食べたり、図書館でのんびりしにいったりと一緒に平凡な生活をする事にしていた。
宿に戻ると鈴木のおっさんが「あれ?戻って来たの?」っとビール片手に話かけてきた。
台風なので何もする事がない。
那覇で出歩ける場所と言えば、アーケードの商店街だけである。
一歩国際通りに出てしまうと強い風に煽られ、物も飛んでくるので危険なのだ。
僕は鈴木のおっさんとビールを飲むため商店街に買い出しに出かけた。
安くて美味い!お勧めのタコライス屋さん
商店街はあまり風が吹いておらず、そこには沖縄のいつもどおりのゆったりした時間が流れている。
台風は来ているが、商店街だけは観光客でにぎわっていた。
僕は沖縄は今まで何度も訪れており、本島周辺の島も石垣島周辺の島も全てまわりつくした。
そんな中で一番美味しいタコライスのお店を発見した。
地元でも人気で、常連客が良くここにタコライスを買いにくる。
僕のお勧めのタコライス屋さん『赤とんぼ』
何と言ってもこの値段の安さには驚きである。
晩ご飯を作るのが面倒な時は必ずここにタコライスを買って晩ご飯を済ましていた。
場所は国際通りにあるドン・キホーテの横の商店街をまっすぐ歩くとたどりつく。
沖縄に行った際には是非足を運んでみて欲しい。
避難していたゲイと再会した
スーパーでビールを買いタコライスを購入し、買い物がしたくなったので少しだけ商店街をうろつく事にした。
お店の前には猫がリラックマを抱きながら気持ち良さそうに眠っている。
沖縄ではよくある光景である。
このようなラフな感じの店構えも好きで、僕は将来は海外ではなくのんびり沖縄で過ごそうと考えている。
沖縄は世界的に見ても他にはないほどのリラックスできる土地であり、世界中のダイバーが集まってくるほど奇麗な海がある。
そんな沖縄が大好きだ。
ゆったりした穏やかな気持ちのまま商店街を進むと、スーツを来てアンケートをとっている人達に話しかけられた。
5分程度かかると言われ、面倒だったしビールが冷めてしまうので断ってそのまま進んでいくと・・・
見覚えのある金髪の男がアンケートをとっている青年と一緒に、商店街のど真ん中のイスに座っている。
金髪は向こうを向いて隣に座っているアンケート青年の肩に手をかけている。
僕がいる方向とは反対を向いていたので金髪の顔が見えない。
もしやと思い、ゆっくり歩きながらその2人の横を通り過ぎようとした。
金髪はアンケート青年の肩に左手をかけながら右手はお腹をさすっている・・・
アンケート青年は金髪にアンケートを書かされている・・・
その間に金髪はアンケート青年の体を自分のもののように触っていた。
絶対にあいつだ・・・
っと思った瞬間金髪がこちらを振り向いた。
あのゲイだった・・・
ゲイは僕の顔を見て気付いたようで僕に声をかけてくる。
ゲイ:「へ〜〜イ!」
僕:「ヘ〜イ!ゲ〜〜イ」
ゲイ:「アイムノットゲ〜〜イ!」
っとアンケート青年の体を触りながらゲイである事を否定していた。
僕はその青年に「この人は最悪なゲイだから気をつけて!」
と注意したがよく考えればもう既に触られている。
彼の顔も引きつっており、かなり可哀想だったので他のアンケートをとっている仲間の所に行き
「あの子ゲイに触られてるから助けてあげて」
っと言い残し僕はその場を後にした。
次の日にまた商店街を歩いていると、偶然アンケート青年と遭遇して目が会った瞬間、僕の所にきてお礼を言いにきてくれた。
彼によると英語で何を言っているのかわからず、意味の分からない話を永遠されて時間を長引かされ
その間ずっとあそこを触られていたようだった。
東京の2丁目のゲイは話がおもしろいので好きだ。
しかし、常識のないゲイは不愉快でしかない。
座間味に行った時は常識のないゲイには気をつけよう。