ケアンズに来てもうすでに一ヶ月以上が経った。
僕はケアンズにある高級マンションに滞在している。
かなりの格安でレンタルする事ができたのだ。
今日はその経緯をは話していこう。
この頃は英語が話せず外国人と一緒にいれば英語をマスターできると思っていたが挫折してしまった。
なぜ挫折しまったのかはオーストラリアの旅の記録でまとめているので興味がある人はどうぞ。
そんな理由で日本人とばかり遊ぶようになってしまい、英語の勉強は続けていたが外国人と接する回数は格段に減っていった。
僕はケアンズにあるグローバルバックパッカーに泊まっていたが、そこには世界中から若いパワーを持て余した若者が集まってくる。
僕は若い外国人がお酒を飲んで騒いでいる状況が苦手だった。
毎日宿やクラブでどんちゃん騒ぎを繰り返す生活。
そんな生活に疲れていたが、もうすぐお正月が近づいてきており、今宿を出ようとしても他は予約でいっぱいで宿を確保する事ができない。
そんな状況を助けてくれたのが以前『ZiNにパロネラパークを見せたらどうなるかツアー』をしてくれたケンさんとヨウコさんだった。
その時の記事はこちら。
ラピュタのモデルの場所!?パロネラパークで絵の仕事を頂いた話
ケアンズにある豪華なマンションを安くでレンタルさせてもらう事になったので本当に助かった。
マンションにはいくつものプールが設置されており好きな時に自由に泳ぐ事ができる。
この日から最高に贅沢な暮らしをさせてもらう事になった。
ケアンズに来て一ヶ月しかたっていないが、僕はすでに日本食が恋しくなっていた。
その話をすると、ケンさんとヨウコさんが家でディナーをしながらお酒を飲もうと提案してくれたので、お言葉に甘える事にした。
久しぶりに食べる日本食は、このケアンズにあるどんな高級なレストランよりも遥かに美味しく感じた。
やはり日本食が世界一美味しい。
これは日本人だからではなく、日本食は世界から見てもかなりレベルの高い日本人の文化が生んだ最高の娯楽の一つである。
ヨウコさんは先に寝る事になり、僕はケンさんの家で飲み直す事になった。
深夜4時まで語り明かしたこの夜は僕の中でもいい思い出になっている。
お酒が進んだケンさんが調子にのってピアノを弾いている。
その音色を聞きながら深夜4時に眠りについたのだった。