旅は怖くない!海外で絵を描く旅をして得した事とは?

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旅をしたいけど海外は怖いとよく絵を描く友人から話をされる事があるが、旅に出ると得する事がある。

 

僕は絵の修行、そして絵で生きる方法を探すために旅にでる事を決意したが、それ以上に得るものがあった。

 

旅の始まりはオーストラリア。

 

そして絵を描いて十分な収入を稼ぐ方法を発見したのがバイロンベイと言う楽園である。

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バイロンベイに長く滞在していると、画家活動に有利な出会いや経験をする事ができる。

 

 

具体的に何を得る事ができるのか?

 

今回はその事について語っていこう。

 

日本にはない環境を体験できる

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バイロンベイは世界中からアーティストが集まる町でもあり、アーツファクトリーと言う宿には旅をしている多くのアーティストが集まってくる。

 

ここはすぐ隣が森になっていてキャンプ場やコテージも設置されており、野生動物が頻繁にキャンプ場に現れる場所でもある。

 

 

ハンモックでのんびり過ごしているとその下を徘徊する大きなトカゲがよく現れる。

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ここに滞在していれば当たり前の光景になり、危害も加えてくる事もないので皆気にしていない。

 

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食事をしているとトカゲが餌をもらいに近寄ってくる事があるので愛着がわいてくる。

 

世界中にアーティストの仲間ができる

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夜になるとたまにイベントのようなものが開催され、外国人がギターを演奏しながら歌を披露する。

 

 

ここにくるアーティストは歌を歌っている人が多く

絵描きは僕しかいなかったようだ。

 

ここで絵を描いていると様々な国からやってきたアーティスト達が話しかけてきてくれて、お互いのスキルを見せ合う場ともなる。

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それがどう得するのか?と言うと僕はこの後、世界43ヶ国以上をキャンパスと絵具道具もって旅をする事になるのだが、オーストラリアの旅で出会った人達の国に行く時に連絡すると、必ずおもてなしをしてくれる。

 

これにより、観光客が知らない秘密の場所などを世界各国で訪れる事ができたのだ。

 

しかも、家にも泊めてくれる友人もいるのでヨーロッパの旅はかなり宿代を節約する事ができた。

 

アーティストからの依頼を頂ける


前回のオーストラリアの記事でも書いたように、バイロンベイで活動していると僕の噂を聞きつけた人達からの依頼で、収入が大幅にアップする事がある。

 

ちなみに前回の記事と言うのは、3.11の世界的に同時に行われてるイベントのポスター以来であった。

 

詳しい事は

3.11大震災のポスターイベント依頼

と言う記事で書いているので見ておいて欲しい。

 

 

絵を気に入ってくれた人がCDジャケットデザインなどの仕事をくれる事がよくあった。

 

 

その3.11のポスター依頼をしてくれたハーシャの家に頻繁に遊びにいくようになっていたが、そこにリーフと言う青年が父親とバイロンベイにきており、彼はサウンドクリエイターの仕事をして、父親のトーマスはブラジルで有名なミュージシャンの仕事をしているらしい。

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毎日このシェアハウスに遊びにきていたので

リーフとも仲良くなり彼からもCDジャケットのデザインを頼まれる事となった。

 

そしてこの数年後、彼の故郷であるブラジルに行くのだが

そこで彼の家を訪れ驚愕の暮らしをしている事を知った。

 

しかし、それはまだまだ先の話。

 

英語を話せるようになる

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画家が英語を話せると最強の武器になると感じた。

 

なぜなら日本はまだまだ絵に関してはそれほど関心がない人が多いが、外国だとまるで絵に対する価値観が違ってくる。

 

そうなると外国で絵を売る方が

確率的にも飛躍的に買ってくれる可能性が上がる。

 

僕は学生時代から英語が一番苦手で、テストのある日はさぼって近くの大学でハトに餌をあげながら昼寝をしていた。

 

 

 

それほど英語が苦手ではあったが、この旅で絵を描く事により多くの外国人と交流する機会が増えたので、いつの間にか英語で普通に会話し、深い話もできるようになり、相談にものれるくらいまでに成長する事となった。

 

英語が話せないから外国に行くのが怖いと言う人もいるようだが、3ヶ月もあれば日常会話くらいは誰でもできるようになる。

 

 

 

ただし、日本人とばかり遊んでいては英語を話す事ができずに日本に帰国する事となる。

 

僕も一度ケアンズで英語から逃げた事があったが、今では世界中どこに行っても友人がいる。

 

ちなみにその英語から逃げた時の状況の詳細は、こちらの

英語勉強から逃げてしまった日々の始まり

という記事で掲載している。

 

世界を旅する画家のまとめ

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これまで世界中を旅してきたが、本当に旅にでて良かったと思っている。

 

このバイロンベイだけでも

 

「絵で収入を得る方法」

「外国人とのコミュニエーション」

「人を引き込む話の仕方」

「英語」

「0円で楽園に数ヶ月滞在できる方法」

などなど・・・

 

数多くのスキルを身につける事となり、

この経験が僕の人生に大きな影響を与えていると言っても過言ではない。

 

もしも、海外に絵の修行にでる旅を辞めていたら・・・想像するとゾっとする。

 

 

もしかすると普通の会社に入りながら、休みの日に絵を描いて僕は画家をしていると言いはっていたかもしれない。

 

もしくはバイトをしながら個展をして、人生一発逆転を狙っていたかもしれない。

 

上で話したように日本ではアートに対する価値観があまりにも低い。

 

この事から世間では日本で画家になる事は難しいと言われている。

 

しかし・・・

 

旅にでる事で

画家になる事はそれほど難しい事ではないという事を知れて本当によかったと思っている。

 

もちろん今では日本でも絵で生活できるほどまでに成長できたのも知識や情報を手にいれた事からだ。

 

僕はこの日本で画家として活動しながら新しい作品を生み出す画家が増える事を願い

絵で生きていけるようになる人を増やすプロジェクトも考えている。

 

その方法は僕がやってきた事をするだけ。

 

これは海外に行くという事ではない。

 

僕の生きてきた道に興味がある人だけメルマガでその道をお伝えしている。

 

とにかく、今のこの日本のアート事情を覆すには、さらに大きな行動に移さなければならない。