世界を旅する画家が選んだ一番の離島は沖縄の座間味だった。

僕は画家として世界をまわってきたが、沖縄の座間味は自然豊かで、目の前には海があるこの環境が低価格で滞在でき、そしてのんびりとした雰囲気・・・

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このような環境は世界的に見ても珍しいのではないかと思う。

 

 

この島でキャンプペイントしたのには、このような完璧な環境がそろっているからだ。

 

ハワイやメキシコも良いが、やはり僕は日本が好きだし、沖縄のこのゆったり時間が流れる空間が好きだ。

 

 

 

 

この日も太陽の光で目覚めた僕は朝から海へ飛び込み、ウミガメと泳いだ。

 

そしてキャンプ場で仲良くなった蘆野さんに僕はいつも朝食を作ってもらう。

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これは昨日一緒に飲んでいる時に食べた沖縄の角煮ラフテーの残り汁と酒を少し混ぜたラーメンだ。

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かなり美味しい。

 

ラフテーの肉汁と酒がちょうど良いバランスで麺に絡み付く。

 

 

朝から海で泳いでウミガメと戯れ、遊びきったラーメンを食べる。

 

この生活は本当に最高だ。

 

 

 

もうすでに座間味滞在5日目になったが、まだ絵は下書きから何も進めていなかった。

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僕は描きたいと思った時に絵を描くようにしている。

 

 

しかし座間味でのキャンプ生活は楽しすぎて絵を描くよりものんびりしたいと言う方が勝ってしまっていた。

 

 

それでも収入は入ってくる。

 

 

これも日本で画家になる方法を発見できたからこそできる生活なのだ。

 

 

 

 

 

しかし、いい加減絵を描かないと座間味まで来た意味がない。

 

なのでそろそろキャンパスに絵具をのせていく事にした。

 

これがその時の様子。

ここはキャンプ場の広場で奥にある木でできた通路を通るとすぐ海がある。

 

最高に贅沢なライブペイントだ。

 

ここでは特にお金もうけも考えていないし、収入を得る方法は別にあるのでお金を稼ぐ必要もない。

 

ただ楽しいから座間味で絵を描いているだけなのだ。

 

 

そして僕は基本的に絵を描く時はキャンパスには下書きをしない。

 

下書きをしてしまうと、その下書きに捕われすぎてしまい、自由な発想ができなくなってしまう事があるので。

 

 

 

今回描くのは「世界」ではなく「アート」

 

これは僕の頭の中の世界にある植物を使ったアート作品である。

 

現実世界で言えば生け花のようなもの。

 

僕の頭の中の世界については下の記事で説明しているので、興味があれば読んでおいて欲しい。

不思議な能力を使って画家として生きていく決断をした日

 

 

 

そしてもう一つ島で絵を描く理由がある。

 

それは集中力が増すという事。

 

 

これは僕が自然が大好きだからと言う理由だからなのかもしれないが、アトリエで絵を描くのと開放的な場所で絵を描くのでは集中力が断然変わってくる。

 

 

 

それに、外で絵を描いていると様々な人が話しかけてきてくれるので、それで人脈が広がっていく事が楽しくて仕方が無い。

 

 

 

 

 

これまで世界中で絵を描いてきた中で多くの人脈を広げてきたが、そこで出会った人達から絵を売って欲しいと依頼をされる事が数多くあった。

 

 

それにアトリエで描いていれば一人で描く事になるが、気分転換が難しい。

 

 

 

 

 

しかし、このキャンプペイントをしていると話しかけてくれる人が大勢いるので退屈せずに気分転換もできるためか、時間が経つのがかなり早く感じられるのだ。

 

そんな理由から僕はライブペイントを世界中でする決断をしたのだ。

 

 

 

最近はライブペイントをせずとも収入を得る方法を発見してしまったので

日本でも海外でもパソコンとキャンパスさえあれば生活できる状況にある。

 

 

 

絵で収入を得る事は日本では難しいと言われているが、僕はそんな事はないと思う。

 

 

 

僕のように定期的にオンライン絵画教室を開講したり、原画を売らずにその絵を利用した商品を販売するために

必要な知識さえあればどこにいても収入を得る事は可能だ。

 

その方法はメルマガの中で語っているので興味がある人だけに読んでもらえれば良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

絵を描き始めてからいつの間にか4時間も過ぎていたので体はバッキバキになり、体に疲労が溜まっていたので、そのまま服も脱がず海へと飛び込みにいった。

 

 

 

プカプカ海面に浮かびながら青い空を眺める。

 

梅雨明けした沖縄の空には一つも雲が浮かんでいない。

 

このまま寝てしまいそうだったが、流されて死んでしまっては僕の作品を楽しみに待ってくれているファンの人達が悲しんでしまうのでハンモックで寝る事にした。

 

 

 

 

海から吹く風にハンモックが揺られ、波の音を聞きながらボーっとしていると、いつの間にか寝てしまい、起きた時にはすでに夕方になっていた。

 

 

 

 

そろそろ晩ご飯の支度をしようと思い、キャンプ場に設置されている調理場にいくと、外国人がその辺で拾ってきた薪を組んで肉を焼いていた。

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ここ座間味は国立公園に指定されてから外国人の観光客が急激に増えたようだ。

 

 

こんな時、海外を旅してきてよかったと思える。

 

英語を話せないと外国人との交流もできない。

 

 

 

僕は彼に、どこで薪をとってきたのか訪ねると「この肉食べてもいいよ」と返答になっていない嬉しい言葉が帰ってきた。

 

 

「これも食べなよ」と言い、沖縄の高級魚であるミーバエも焼いてくれた。

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話を聞くとこの変にミーバエが大量に釣れるポイントがあるようだ。

 

後にその場所で釣りをする事になるのだが、ミーバエだけではなく、本当にそこで大量の魚をつり上げる事になる事をこの時の僕はまだ知らない。

 

 

そのポイントや座間味の楽しみ方をまとめているので、座間味に行く予定の人は、こちらの記事も読んでおいて欲しい。

座間味を100倍楽しめる観光の仕方を画家が語る

 

 

 

ちなみにミーバエは本当に美味しい。

 

高級魚と言われるのがわかる。

 

肉厚があり、ふわふわの身から旨味が溢れ出していた。

 

 

明日は座間味の絶景ポイントで夕日を見る予定だ。