ハワイでの年越しを終え、2日ほど経つとハワイに訪れるお客さんの層も変わってきた。
クリスマスの25日から元旦の1日までは生活に余裕がありすぎる裕福なお金持ちが沢山話しかけてきた。
ハワイにビルを持っているので販売してくれと言われたり、会社経営をしている中国人に『このアンモナイトの作品両方ともを200000US$(日本円で2200万円くらい)販売してくれ』とお願いされたりした。
しかし2日に入るとその数も激減し、代わりに家族連れの旅行者やハワイに住む地元の人、そして日本人の家族旅行に来ている人達がかなり増えた。
もしも、ハワイで絵の仕事を得る目的でライブペイントをする場合なら
クリスマスから正月明けの2日目までが狙い目だという事を今回の経験で学んだ。
このように実際に経験した事から得る新情報というものは、今後の画家活動に大きく関係してくるのだ。
〈目次〉
- 言い訳するな!人は皆同じ位置から始めるのだ!
- 新たに学んだ新事実。
- 僕は今も自分の画家人生を創造している。
- どうしても日本で活動したい人へ・・・
言い訳するな!人は皆同じ位置から始めるのだ!
経験もしていない事を語るのには、少々説得力に欠ける。
それなら経験しに行けばいいだけの話。
この話をすると「ZiNだからできる事」だとか「画力がないので無理」だとか「英語が話せないから出来るわけない」というような言い訳が思いつく人もいる。
ハッキリ言ってこれは言い訳でしかない。
子供の世話があったり、親の介護をしていたり、まだ小学生であったり・・・
明確な「出来ない理由」っというものがない人以外ほとんどの人が行動に移す事は可能であるが、人間の心理とは不思議なもので、わざわざ出来ない理由を探して自分を甘やかしてしまう人の方が何故か多いように感じる。
僕も最初のオーストラリアへの画家の旅にでた時は一切英語も話せなかったし、絵で生きるために何をどうすれば良いのかもわからなかった。
その位置から実験と実践を繰り返し、ようやく絵が売れるライブペイントの仕方や絵を購入したいと言ってくれる人達が自分の絵に何を求めているのかもデータとして見分ける事が出来るまでになった。
何か新しい事をする時は、確実に皆素人から始める。
っという事は皆スタート地点は同じという事。
なので「ZiNだから出来る」のではなく、「経験をしてきたから出来る」のである。
怖がらずにまずは行動してみよう。
新たに学んだ新事実。
ハワイでの活動で一番適している時期は、クリスマスからお正月明けの2日目まで
という事以外にもハワイライブペイントの経験から得た事実が沢山ある。
例えば外国人は「アンモナイト」という言葉を知らない人がかなり多かった。
このアンモナイトの説明を何回したかわからないほど、アンモナイトを知らない人が沢山いた。
その逆に「沖縄」を知らない外国人は一人もいなかった。
沖縄に個展会場とホテルを合体させたものを建てるという話をする時に
「沖縄知ってる?」っと聞くと
「もちろん!沖縄は本当にいい所!」
「沖縄行った事あるよ!沖縄最高だったよ!」
っという返事が数多く帰ってきた。
沖縄を知らない外国人を探す方が難しいほど世界でも有名な場所になっているようだ。
何でもそうだが、まず最初に実践して経験してみないと見えてこない事もある。
これらの情報も、僕がこれから組み立てる理想の画家人生に必要な貴重な情報の一つとなった。
僕は自分の画家人生を創造している
実践しながら常に新しい情報と経験を得る事によって、この先の画家人生に必要なスキルを用意してそれを戦略として組み立てている最中である。
ハワイのライブペイントから次の沖縄移住と南国での新しい画家活動の方法のアイデアも湧いてきた。
まずは移住してホテルを建てるまでは、誰でも遊びにこれるアトリエを作る。
そのアトリエに世界中から人を集める、そのプロセスも見えてきた。
・世界中から人をアトリエに呼び込む知識。
・個展をする時に作品をよりよく理解してもらえる仕組み。
・動画撮影制作のスキル。
・ドローン空撮スキル。
・ライブペイントの見せ方。
・自分の活動を効果的に伝える方法。
・新しいスタイルの絵画作品。
これまでの経験と知識、ハワイで得た新しい情報の全てを組み合わせて、これから先の成功までのプロセスを突き進んでいこうと思う。
知識と情報というものは、目に見えない分後回しにされがちだが実は画家活動にとって画力と同等に必要なものとなっているのだ。
沖縄移住画家生活がかなり楽しみだ。
どうしても日本で活動したい人へ・・・
久しぶりに海外でライブペイントをした当初は英語をほぼ忘れてしまっていたが、9~10日経ってようやく英語に慣れてきた。
良い人達にも巡り会えたし、もちろん沖縄にも遊びに来てくれる。
正直ハワイの活動だけでも食べていけるな〜っと実感している。
今もしも画家活動で思い悩んでいるのなら海外に出る事を本当にオススメしている。
旅は英語だけではなく日本の常識を簡単に覆してくれる出来事も数多く訪れるし、何より絵に関心がある人の数が日本と比べて断然変わってくるので、その経験から自信にも繋がってくると思う。
それでも、「日本でしか活動したくない」という場合、まずは日本の常識から抜け出さないといけない。
まだまだアートが浸透しきっていない日本の現状で、ありきたりな活動をしていては数多くいる絵描きの一人として流されてしまう。
ここを改善するにはまずは行動して新しい方法というものを発見していくしかないのだ。
何をしていいのかわからないという人は、相談にのっているので直接僕にメールで
何を知りたいのか?どこを改善すれば良いのか?
など、画家活動に関しての質問をぶつけて欲しい。
ちなみにSNSでは相談にのらない。
メールの数が多すぎると面倒になるので僕は僕と直接コンタクトをとる人としか関わらないようにしている。
あと、飲み会相談会もたまに開催しているので僕と会って話がしたいという人にはメルマガでお知らせしようと思う。
ちなみに、これまで僕に相談しにきた2000人以上の画家を目指す人達のデータを元に、現在画家活動している人がどのようにして収入を得ているのかをまとめたのでこれも参考になると思う。
PS.
オーストラリアの画家旅に続き、今後ハワイのライブペイントも真似する人が増えるだろう。
僕の画家活動の方針として
「誰もした事のない画家活動」
というものをコンセプトにしている。
そして今回のハワイでのライブペイントでもまた新たな誰もした事がない画家活動というものを発見してしまった。
後は行動あるのみである。