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画家ZIN

怒り爆発!ハンガリーの理不尽な公通機関サービスと不機嫌おばさん。

まだ辺りは暗く、芝生から立ち上る湿った空気がひんやりと僕の方を包み込む。   まだ完全には乾いていない洗濯物を仕方なくバックパックの中に押し込み、忘れ物がないよう部屋を見渡す。   「よし!いこう!オーストリア!!」   ハンガリーの旅を終えた僕は早朝6時に起き、次の国オーストリアへと向かう事にしたのだ。   湿った洗濯物のせいか、はたまた旅の思い出が増えた […]

「自分には人に語れるような絵の知識も実績もない」という人達へ・・・

「絵を描いて生きていきたい」   もしも、今あなたがこの文章を読んでいて、すでにそんな思いを少しでも持っているのなら・・・   いつか必ずと言っていいほど大きなモンスターがあたの目の前に現れる。   そのモンスターを「不安」と呼ぶ。   この最強最悪のモンスターはあなたが通る未来に現れる。       しかし、このモンスターが現 […]

下手ウマな絵を極めると絵描きとして覚醒する

自分の中から溢れるものをキャンパスの上で表現し、なおかつそれが人を魅了させ 「どうしてもあなたの絵が欲しい」っと言わせてみせる。   そんな事を夢見ながらも絵が下手で中々上達しない事を理由にその夢を諦めた絵描きはこの日本に何人いるのだろうか?   もちろん諦めた理由も人それぞれ違うと思う。   今の日本では芸術家に対しての保証がなく「私は画家だ」と名乗ると大抵の人は貧 […]

芸術系大学に通う必要があるのか?

日本では芸術系の大学に通っても、卒業後に絵の職につく人はほんの一握りの人だけという現実がある。   僕は普段から絵を描いて生きていきたいが、なかなか上手くいかないという人の悩み相談を受けている。   その中でよく質問される内容が「まだ絵の実力がないので芸大か美大に入学しようと思っていたのですが実際、芸術系の大学に通う必要があるのか疑問に思っています」っという事である。 &nbs […]

絵を仕事にしたい高校生の悩み相談

今高校生活を楽しんでいる人はこの先、嫌でも将来の事を考えなければならない時期がやってくる。   僕は高校2年生の時に「絶対に画家になる!」と決断してから苦労の連続だったが、今は毎日自由に絵を描く生活をしている。   その事も記事にしているせいか、僕の所には高校生からの進路についての悩み相談も多数送られてくるようになった。   特に絵を描く事を仕事にしたい高校生の悩み相 […]

ハンガリーでバスキングの聖地を発見した。

ハンガリーを訪れた僕だが、この国にこれといった目的はなかった。   ただ友人と落ち合う約束をしている次の国にオーストリアまで行くのに通過する一つの国としか考えていなかったのだ。   しかし、この時僕はまだ知らなかった。   ハンガリーがバスキング大国だという事を・・・   僕は世界中を絵を描きながら旅をしている。 日本と違って売る商品がなくても普通に路上で絵 […]

海外で絵描きとして活動する時のオススメの国は?何をすべきなのか?

僕はこれまで世界中を旅しながら絵を描いてきたのだが、その経験から絵描きは海外に行けば日本で活動するよりも確実に絵で生活できるようになる可能性はかなり高いのではないかと感じている。   しかし、海外に行けば絶対に絵で生活できるようになるというわけではなくやはり、それには本人のやる気と挫折しない心がなければならない。 っとは言っても最初から失敗続きだとさすがに心が折れる人もいると思う。 &n […]

実際に絵を描いて生きている人達が持つ3つの特徴

最近、友人から   「ZINは具体的に仕事は何をしているの?」   っと質問される事があった。 この質問に僕はいつもこう答える。   「動画配信で絵画教室を開いたり、海外からの絵の仕事を日本でその才能が埋もれている絵描きに提供したり、絵を描いてその商品を販売したり、その合間をぬって趣味の小説を執筆したり、後は、絵を描いて生きていけるアーティストを育ててる」   […]

絵のタッチや世界観を確立したい人の悩み

絵を描いている人の中には、まだまだ自分の絵のタッチや作風をどのようにしていけば良いのか分からず、思い悩んでいる人も多い。   オリジナリティーを出したいけど、何から始めていいのか分からない人達からの相談メールもかなりの数届くようになった。   例えばこちらの相談メール。   ■イラストレーターで会社員として働いているHさんからのメール相談   ZINさん。は […]

集団鬱状態!ホルトバージ国立公園で異様な光景を目撃した画家の旅

一定の間隔で放置されたように転がる丸い大きな藁の塊が僕の視界の左から右に通り過ぎていき、その景色の向こうの空は地平線に広がる雲を交えながら少しずつ白から青へと染まっていた。     ガタガタと揺れるバスの車内でコーヒーを飲みながら目的地まで景色を楽しみつつ、僕はハンガリーの大平原ホルトバージ国立公園へと向かっていた。   「この辺で見た方が良い景色は何かありますか?」 […]